光と影の効果を巧みに使い分け、目尻と唇の造形をコントロールするのがカギ。「モードにリフトアップするコツを伝授します」
ファンデーションは上に向かって点置き
ツヤ下地は全顔、マットファンデーションは頰からこめかみに。「色ムラが目立ちやすい頰を中心にのばして。ツヤにマットを重ねて潤いを内包した肌に」。
(右)ミネラルインナートリートメントベース SPF31・PA+++(25㎖)¥4,500/エトヴォス (左)コンプリートフィット パウダースティックファンデーション SPF25・PA++ 全12色 ¥7,600/Amplitude
コンシーラーは細く放射状に
クマ(1)と目尻(2)、眉頭下(3)にスッとコンシーラーでラインを。ここを明るくすると対比でアイホールにくぼみが出現。口角から上げるようにラインを引き(4)、“下唇3㎜削り(5)”で口角を矯正。小鼻横には放射状に(6)。「自分の肌より明るい色で、細線で入れて」。
ルミナス ペンブラッシュコンシーラー SPF15・PA++ 01 ¥3,500/RMK Division
ハイライトは鼻根、目頭、頰骨にチョン
肌表面をマットファンデーションで仕立てているので、コントラストでハイライトが最大限の効果を発揮。アイシャドウチップに取り、チップ幅の極小サイズで目頭、鼻根と頰骨の上に入れる。「ピンポイントな光の効果で、他者からの視線を顔の上半分にぎゅんと引き寄せます」。
ザ グロウ スティック 003P ¥3,800/ADDICTION BEAUTY
シェーディングは淡色を大胆にふわり
これ見よがしな影色にしないためにも、シェーディングは自分の肌より3トーン暗めのパウダーファンデーションをチョイス。「大きめのブラシに軽く取り、耳横からあご先にかけてサッとひとはけ。フェイスラインの骨の外側も忘れずに」。
ファイン ヴェルヴェティ ファンデーション SPF20・PA++ NA205 ¥6,000/エレガンス コスメティックス
目尻1/3の太ラインでまなざしをキュッと
マスクをしたときのことを考え、アイラインは太めに引き上げて入れて目ヂカラをアップ。強すぎる黒ではなくパール入りのダークブラウンでモダンに。「フルラインで入れずに抜け感を意識しましょう。目尻側は1㎝引きのばして角度を2㎜上げます。切れ長の目もとにして顔の余白を縮小!」。
ミネラルリキッドアイライナー 03 ¥3,800/MiMC
リップは山と山をつなげて人中を短く
ルージュは顔印象が引き締まる赤みブラウン系がベター。マット質感ならマスクにつきにくいメリットも。上唇のみ1㎜オーバーに描き、そのまま山と山の溝を自然に埋めて。「鼻下から唇への距離(人中)を縮めます。唇がほどよく存在感を増して間延びした顔がキリッと整い、小顔効果も」。
コンフォート リップ フルイド フォグ 07 ¥5,000/SUQQU