1. 「やってはいけない5か条」 & 姿勢クセをリセット

運動が続かない、食事制限ができない、何度もリバウンドする…。そんな人にこそ試してほしい、効率よく気になる部分をすっきり見せるフレームダイエット。頑張らないで手っ取り早くボディメイクしたい!という、わがままな願いを叶えるために、まずはやってはいけない5か条をチェック。良かれと思ってやっていることが、実はダイエットの妨げに!?

その思い込みが逆効果!ダイエット成功のために「やってはいけない5か条」

1.プチ断食
夜のドカ食いを帳消しにしようと午前中プチ断食して朝食を抜くと、逆に太るホルモンが大量に分泌。空腹時間が長くなるほど、脂肪を溜めやすくなる。食事は15回を目安にちょこちょこ食べを。 

2.有酸素運動
有酸素運動を増やすと体が省エネになり、運動し続けないと痩せなくなる。さらに、動くほど得意な筋肉ばかり使われ、見た目にも逞しくなる。目指すべきは基礎代謝だけで痩せていく体。

3.筋肉を増やす
基礎代謝を上げるために不可欠な筋肉は、1年間筋トレを頑張っても1kg増えるかどうか。それよりも、今すでにあるけれど使われていない筋肉を目覚めさせて使うほうが、効率よく基礎代謝がアップ。

4.糖質・油抜き
糖質過多の食事はよくないけれど、代謝の過程で糖質がないと脂肪が燃えず、逆に筋肉が減ってしまう。油は、筋肉を維持するホルモンを作るために、総カロリーの30%程度は必要。

5.朝食にジュース
基礎代謝を上げるために、朝食は必ず摂取。起きてから30分以内には摂りたい。食べ物を咀嚼して体内に取り込むことで腸が動くので、飲み物はNG。フルーツを摂るなら、糖度の低い柑橘系やベリー系を。

姿勢クセをリセットして、諸悪の根源を断ち切る!

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実際以上に太って見せる、ブラのハミ肉やボトムの上に乗っかる腰肉、フェイスラインから首、デコルテにかけてのもたつき、というがっかりフレームラインは、「定着した姿勢のクセが原因」と佐久間健一さん。

30代になると、姿勢をまっすぐ伸ばすための筋肉が真っ先に落ちるので、多くの女性は猫背・巻き肩になり骨盤が後傾。関節の動きが少ない部分に脂肪がつきやすくなります。その状態でトレーニングをしても、肩や腿の前側、外側などの偏った筋肉がさらに強くなる悪循環に。それらの悪い姿勢のクセをリセットするだけで眠っていた筋肉が正しく使えるようになり、エネルギー消費量が増えて体脂肪が勝手に燃えてくれます」。

使っていなかった筋肉を刺激する佐久間メソッドは、基本的に1回1分。これだけで体のフレームがすっきりする。

ワークアウト1<姿勢クセを改善> 6秒×10回

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  1. 脚を揃えて立ち、両手を体の後ろで組む。
  2. 肩甲骨を中央に寄せて両手を真下にピーン!と伸ばし6秒キープ。肩をしっかり下げ、肘が曲がらないように注意。
  3. 1→2を10回。

ワークアウト監修●佐久間健一さんパーソナルトレーナー、ミスインターナショナルジャパン日本代表公式トレーナー。ボディメイクスタジオ「Charm Body」代表。無理なく簡単なのに効果が目に見える独自メソッドのトレーニングが注目を集める。著書の『体幹リセットダイエット』は100万部を超えるベストセラー。

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