夏に活躍するブロンザーは、ヘルシーな日焼け肌を装うだけのアイテムじゃない。ピュアな白肌をキリッと見せる美骨格チークとして取り入れた、ヌードなルックに注目!
ピアス¥64,000/エドストローム オフィス(シャルロット シェネ)03-6427-5901 トップ/スタイリスト私物
夏=小麦色の肌、という思い込みは捨てよう。みずみずしい白肌を活かして、シティ派のバカンスルックを仕上げるために活用したいのが、ブロンザーとハイライター。
「ブロンザーをチークに使う、甘さを抑えた白肌メイクです。光沢とシャドウの効果で骨格をきりりと引き上げて、陰影の美しい大人のルックに。ブロンザーとハイライターで作る立体感をまぶたまでつなげて、ヌードに仕上げます。アイメイクに色がない分、黒く濃密なマスカラと、自眉を立ち上げた、勢いのある太眉はマスト。肌は白さと透明感が際立つセミマットなパウダーファンデーション、唇はローマットのピンクベージュをふわっとさりげなく」(松井里加さん)
Make-Up Point
頬の高いところに、プリズム・ブラッシュ No.09のパールゴールドをのせ、目頭とアイホール中央にもプラス(写真白線の囲み部分)。ハイライトの外側を囲むように頬骨からこめかみまで、イルミネイティング ブロンジング パウダー L03をCカール状に入れ、アイホールにも広げて自然な立体感を(写真オレンジ線の囲み部分)。
使用アイテム
1.夏の陽射しを浴びたヘルシーな輝きをオン
ボビイ ブラウン「イルミネイティング ブロンジング パウダー L03」
なめらかなタッチで肌にフィットし、トゥーマッチになり過ぎず、ほどよい日焼け感を演出する貴重なブロンザー。超微粒子パールが自然な輝きを仕込み、ヘルシーでシアーなツヤのある頬に。
ボビイ ブラウン
http://www.bobbibrown.jp
03-5251-3485
2.ゴージャス&セクシーなテラコッタ肌を纏う
パルファム ジバンシイ「プリズム・ブラッシュ No.09」
日本人の肌に調和するパーリーなベージュゴールドと、アフリカの大地をイメージしたマットなオレンジブラウン。2色のハーモニーで、健康的なメリハリ顔に。モデルに使用したのは、ベージュゴールド。
パルファム ジバンシイ(LVMHフレグランスブランズ)
www.parfumsgivenchy.jp
03-3264-3941
3.計算された絶妙な4色が透明感を引き出す
ポーラ「ディエム クルール カラーブレンドファンデーション」
点描画をヒントに生まれた新発想のパウダーファンデ。カラフルな4色を混ぜずにそのまま肌にのせることで、ふわっと明るく透き通るような肌色と奥行き感を引き出す。凹凸や色ムラをソフトフォーカスした素肌っぽい仕上がりが持続。
ポーラ
https://www.pola.co.jp
0120-117111
4.下向きまつ毛をグイッと持ち上げ夜までキープ
イヴ・サンローラン「マスカラ ヴォリューム エフォシル カーラー SP」
まつ毛が下向きで、上げても下がりやすいアジア女性のためのスマッジプルーフ処方。ビューラーで上げたカールを速乾性の高いポリマーで瞬時にホールドし長時間キープ。長く伸びてダマにならずにセパレートする大人な仕上がり。
イヴ・サンローラン・ボーテ
www.yslb.jp
03-6911-8563
5.濃さも太さも自在な眉と、目もとにも立体感
資生堂「マキアージュ アイブロースタイリング 3D 50」
色をブレンドして思い通りにアジャストできるだけでなく、立体ファイバーで毛量もボリュームアップし、ナチュラルボーンな太眉に仕上がる。まぶたの陰影を強調して彫り深顔もこのパレットで完成。
資生堂
https://maquillage.shiseido.co.jp/
0120-81-4710
6.カジュアルマットなふんわりピンクで唇に抜け感
RMK「マルチクレヨン 01」
アイシャドウ、チーク、リップとマルチに活躍する1本3役の賢いクレヨン。重さや膜感のない軽やかマットな質感と透明感のあるふんわりピンクが今っぽい。唇にのせ、指でポンポンなじませて。
RMK Division
www.rmkrmk.com
0120-988-271
-PROFILE-
Rika Matsui●メイクアップアーティスト
2000年に渡米。ニューヨーク、パリ、ミラノで数々のコレクションに参加。帰国後はSPURをはじめとする雑誌や広告で幅広く活躍。最新モードを取り入れながら品のあるメイクに定評あり。