もはや通常運転となったリモートワークにステイホームで、体には様々な変化が表れた。筋肉量が落ちた、体脂肪が増えた、たるみが加速、寝つきが悪い、などなど。そんな中、目の不調を訴える人が急増中。疲れや乾き、見えにくさなどのトラブルは、気のせいではなく、おうち時間が増えた弊害なのだ。そこで、目のプロフェッショナルであるドクターがその原因と対処法をレクチャー。
●教えてくれた方
坪田一男先生
医学博士。日本眼科学会認定眼科専門医。慶應義塾大学医学部眼科教授。日本抗加齢医学会理事長などの要職を歴任。現在は、近視研究会、近視予防フォーラムの代表として近視の研究に取り組む。http://tsubota.ne.jp/
有田玲子先生
眼科医。さいたま市伊藤医院副院長。京都府立医科大学卒業、同大学院博士課程卒業。ドライアイとマイボーム腺機能不全の研究に注力し、最先端治療を行うと同時に、セルフケアのアドバイスも。www.itoh-clinic.com/
text:Eri Kataoka illustration:IKULA edit:Naoko Yokomizo