2月のお題:ひどい粉ふき乾燥……どうしたらいいの!?

古い角質をオフしてからしっかり手厚く保湿ケア

タカシバ ちょっと言っていい? 私、この連載が始まった頃にヒロさんにブラシ洗顔を教えてもらって、それからずっと続けてたら、肌の調子がすっごくイイんですけど!
ヒロ やっぱり~!?
タカシバ 夫にも「スッピンなのにスッピンぽくない」って言われたし。
ヒロ 肌が明るくなって、部分的なくすみも目立たなくなったからですね。動物毛のブラシを使って、石けんをシャカシャカッと泡立てて洗うだけ。洗顔料は手持ちのものでOKです!
マブニ とはいえ、こんなに乾燥する季節にブラシ洗顔なんてキケンすぎません!? それこそ、あっという間に粉ふき状態になりそうだけど……。
ヒロ むしろ粉ふき乾燥肌の人こそ、ブラシ洗顔すべき! ポロポロ出てくるあの粉の正体は、ずばり角質だまり。これを取り除かずクリームを塗るのは、落ちるべき古い角質をぴたっと貼ってるのと同じ。ただのその場しのぎです。
マブニ 乾燥するから洗顔しないっていう選択はヒロさん的にはNGですね。
ヒロ ちなみに熱すぎるお湯は皮脂が持っていかれちゃうから厳禁です。体温以下のぬるま湯~冷水がベスト。
タカシバ 冷水はキツイでしょ!
ヒロ でも、洗顔の仕上げに冷水でシメるのおすすめですよ。肌に14度の温度差を与えると、肌のターンオーバーが活性化するともいいますからね。
タカシバ じゃあ、やろうかな……。
マブニ 冬は嫌だなぁ。洗顔が大切なことはわかったけど、それに続くヒロさん秘蔵の保湿アイテムも教えて!
ヒロ やっぱりオイル、なかでも純度の高いアルガンオイルですね~。いろいろ試したけど、スーラNYCのオイルセラムがいちばん大好き! 原料からこだわった上質なオイルが、肌コンディションをフラットに整えてくれます。光による酸化から守り抜く黒い遮光ボトルも、強いこだわりの証し。


スーラNYC
フェイス セラムモロッコ産の厳選されたオーガニックアルガンオイルが主成分。肌との親和性が非常に高く、スムースに浸透。ほんの数滴を洗顔直後の濡れた肌になじませて。マッサージにも最適。
フェイス セラム(20㎖)¥4,950/スーラNYCジャパン

タカシバ オイルって日中もいいの?
ヒロ ダメではないけど、オイルは肌に浸透して根本から立て直してくれるものだから、日中の突発的な乾燥にはバームのほうが便利かも。テラクオーレのバームは抗炎症作用のあるカモミールやカレンデュラが入っていて、まさに緊急レスキューバーム。


テラクオーレ
カモミール バーム nバームならではの濃厚なテクスチャー。たっぷり28%も高配合したカモミールエキスとカレンデュラエキスの相乗効果で、ひどく荒れた肌にもじっくり働きかける。
テラクオーレ カモミール バーム n(30㎖)¥4,000/イデアインターナショナル

マブニ 鼻をかみすぎて荒れた肌にも使えるので、花粉症の人にもいいですね。こちらの草花木果のバームは、濃厚なのにのびがよく、香りも癒やし系。就寝前にも塗り塗りしたくなる〜。


草花木果
ゆずの恵みクリームバーム
クリームのようになめらかにのびてピタッと密着する。高知県産のオーガニックゆずと殺菌効果の高いはちみつなどが保湿力を発揮。顔はもちろん、髪や体にも使える。
草花木果 ゆずの恵みクリームバーム(80g)¥4,000/キナリ

ヒロ マブニさんみたいにインナードライ肌の人はRMKのクリームが使いやすいんじゃない? 重すぎず爽やかなのに肌の内側からきちんと潤う、今っぽい高機能クリームです。


RMK
コンセントレート アドバンスクリーム
赤ちゃんの未成熟な肌を守る胎脂に着想。肌にスッと溶け込み、心地よい潤いが続く。トウヒエキスやアボカドオイルなど植物由来成分がハリと弾力も高める。
コンセントレート アドバンスクリーム[医薬部外品](30g)¥7,800/RMK Division


タカシバ 本当! このクリーム、みずみずしい~。粉ふき肌の角質だまりをお掃除しないと、クリームの栄養も肌に入っていかないってことですよね。これからもマジメにブラシ洗顔しよ!

ヘアメイクアップアーティスト 小田切ヒロ <LA DONNA>

ヘア&メイクの腕を磨きつつ美肌研究にも余念がない。大のオイル好きで数々の製品を試し、原材料や外装素材まで厳しくチェック。

スタイリスト タカシバ

ファッションではいち早くトレンドを取り入れつつ、スキンケアは地道に継続。もともと乾燥肌だけど、今年の冬は調子よし。

ライター マブニ

今年も化粧品愛は衰えず。肌質は昔は正統派オイリー、現在はインナードライぎみ。乾燥すると粉をふくより先にアブラでギトギトに。

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SOURCE:SPUR 2017年3月号 連載「小田切ヒロの肌におネツを入れなさい!」
illustration:Hana Sawamura text:Kozue Mabuni

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