4月のお題:マニアックすぎる"裏美白"が知りたい

自然素材にひと手間加え 健康的な白さと明るさを!

マブニ 美白コスメに頼らない"裏美白"。ニッチな美容に長けているヒロさんならではのテーマですが、ヒロさんって美白のイメージはあんまりないような。
ヒロ そうですかね。実はシミは、重曹とヒマシ油を2:1の割合で混ぜてつくる自家製カソーダでひとつずつ薄くしているんです。※個人の感想です。効果実感には個人差があります。
でも、肌の色自体をすっごく白くしたい~とは思わないな。とにかく白く、というよりは自分の肌をいかして「美肌以上、美白未満」くらいのマインドが今っぽいと思うんですよね。
タカシバ うんうん。日本人が欧米人みたいに白くなるわけではないし、あくまで自然で健康的な白肌がいいよね。解決スキンケアも今回はナチュラルっぽいものばかりじゃない?このミネラルソルトホームスパって、ずばり塩?


雪塩ラボ
ミネラルソルトホームスパ(250g)ミネラル豊富な宮古島の雪塩100%。粒子が非常に細かく、なめらかな肌あたり。水を加えてマッサージしたり、角質オフや自家製パックなど、自由な発想で使える。
¥1,715/パラダイスプラン

ヒロ そうなんです、普通の雪塩よりさらに細かい雪塩。商品についているレシピを参考にしつつ、これにハチミツとヨーグルトを混ぜて顔から胸元までたっぷりパックすると、もう見違えるほどパッと肌が明るくなっちゃう!
タカシバ このままお風呂に入れてもいいもんね。そういうアレンジをしているところが、さすがすぎ!

マブニ お次は万夢玉。これはシルクのもとになる繭玉ですよね。


万夢玉(20個)繭玉は抗酸化作用のあるセリシンが多く含まれ、白肌が尊ばれる日本では古くから美容に用いられてきた。こちらは国産の上質な天然繭だけを厳選。
¥700/エヌアンドピー

ヒロ シルクに含まれるセリシンっていう成分が、白肌に最っ高にいいんです! セリシン配合の化粧品も大好きですが、この繭玉はコスパも最高。
マブニ 日本の伝統美容にも使われてきましたが、ヒロさん流の使い方は?
ヒロ まずは200㎖くらいのお湯に繭玉を1個入れて5分くらい煮立たせて、冷ましてから使います。すると繭玉が柔らかくなる。玉の中は空洞になっているのでそれを指にポコッとはめて、顔が濡れた状態で、小鼻やザラつきが気になる部分をクルクル~とするだけで、肌がつるんと、透明感もアップします!
マブニ まあ♪ 毛穴ゾーンのくすみや赤みは、白肌の大敵ですもんね。
ヒロ さらに、煮立たせたお湯には大量のセリシンが溶け出しているので、化粧水として使えるんですよ! アトマイザーに入れて持ち歩いたり、コットンパックにしても惜しくない。添加物フリーだから肌にやさしいけど、日もちはしないのでなるべく早く使い切るべし。

タカシバ シルクの真綿はどうやって使うの? 1枚ずつはがすと、ごく薄いガーゼみたいに見えるけど……。
ヒロ 撮影で会ったハンドモデルさんがスタジオでずっと、こういう真綿でスルスル~と手の甲をなで続けていたんです。それをまねしてみたら、肌がツルッツルになるわ、白くなるわでビックリして!シルクに触れれば触れるほど、肌はきれいになるんですよ。
タカシバ それもセリシン効果なのかなぁ。安いし、すぐにやってみよう。


小袋入り近江真綿(7.5g)
約27㎝四方の真綿が4~5枚入り。主に手芸などに用いられるが、美容にも活用。シルクのパジャマや下着が肌によいのと同様に、この真綿もふんわり肌にやさしい。保湿性や吸湿性に優れ、静電気も起きにくい。イラストのように白くしたい部分をなでて。
¥400/神田秋田屋

ヒロ そして内側から透明感を出すにはインナーケアも忘れずに。アムリターラの梅肉エキスは抗酸化力の高い梅を超濃縮してあるから、毎日、米1粒分くらいの量でOKだし、自然由来なので疲れた体にもやさしい~。
マブニ これなら紫外線+夏バテの季節も明るい肌で乗り切れそうですね!


鹿児島県産 自然栽培在来種梅肉エキス(50g)¥5,000
自然栽培の在来種の梅を、生命力の強い青い実のうちに収穫。8日間かけて煮詰め、約50倍もの濃縮エキスに。その過程で生成されるムメフラールは血行促進効果が高く、美肌にも◎。
¥5,000/アムリターラ

ヘアメイクアップアーティスト 小田切ヒロ <LA DONNA>

メイクアップテクニックに加え、美容論でも大注目。美白は白さよりも肌全体の均一さを重視。冬に集中的にシミケアをするのが恒例に。

スタイリスト タカシバ

ヒロさん直伝のブラシ洗顔で、顔が白くなった! が、ボディは黒いので色の差がくっきり……。今後の課題は全身美白。

ライター マブニ

目立つシミは結婚前にレーザーでやっつけたはずが妊娠中に新たなシミが出現。春は美白の新製品ラッシュで多くの秀作をお試し中。

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SOURCE:SPUR 2017年5月号 連載「小田切ヒロの肌におネツを入れなさい!」
illustration:Hana Sawamura text:Kozue Mabuni

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