1月のお題:ツルッツルの「むき卵肌」になるには?

きちんと角質ケアをすれば 潤いの吸収率がアップする

ヒロ むき卵みたいな肌になりたかったら、とにかく不要な角質を取り除くこと。何度も言っていることですが、角質ケアはすべてのケアの基本なんです!
マブニ 角質ケアって拭き取りとかゴマージュとかですよね。私はオイリー肌だから角質ケアが大好きだけど、冬は頻度が落ちるなぁ。乾燥しているときに角質を剝がしたら、もっと乾燥しそうで。
ヒロ その発想がダメなんです! 肌が乾燥しているときこそ、古いものを剝がして代謝を促さないと。死んで干からびた細胞には、どれだけ潤いを与えてもすぐ蒸発してしまいます。そんな不要なものを肌表面に張りつけたままだから、潤いが肌の中まで入っていかないんですよ。
タカシバ ヒロさんにそこまで言われたら、もうやるっきゃない! でもなるべく簡単で、マイルドなものがいいな。
ヒロ そこで、サロンドテの拭き取りシートです! 数カ月前に韓国で見つけたんですが、気に入りすぎて、まるで業者のごとく大量買いしちゃいました。はい、おふたりも一枚ずつどうぞ。

サロンドテ スキンクリアシート
クレンジング、洗顔、角質オフ、保湿とマルチに使える多機能シート。海藻エキスやミルクタンパク質などのナチュラルな成分が肌に負担を掛けずに不要な角質をからめとる。角質ケアが目的なら洗顔後の肌に使うのがおすすめ。
(15枚)¥6,400/アリエルトレーディング

マブニ いいんですか? うれしい!
タカシバ 今晩、さっそく使ってみよう。
ヒロ 韓国の女性って肌が真っ白で透明感があって、まさにむき卵肌な人が多いでしょ? それは、古い角質をオフするケアが当たり前に習慣づいているから。
タカシバ それは確かに説得力ある! でも、オフしたあとはどうすればいいの?
ヒロ 角質ケア後の肌は吸収が格段によくなっていますから、たっぷりの水分と上質な栄養を与えましょう。化粧水のあと、クラランスの美容液のように水溶性と油溶性の美容成分をバランスよく補えるものを組み込むと、肌が生まれ変わったようにぷるっぷるになりますよ。

ダブル セーラム EX
世界中から選び抜いた植物成分を、ウォーター&オイルセラムの中に凝縮。肌本来の水分&油分のバランスを整える。細胞間の伝達力を高める、最先端のアプローチ。
(30㎖)¥11,000/クラランス

マブニ エイジングケア効果も高いから、大人のしぼみ肌にいいですよね。
ヒロ さらに油分でフタをして、潤いが逃げないように閉じ込めます。クリームか、乾燥がひどいときはこっくりしたバームを選んでも。MiMCのバームは鉄板ですね。植物成分だけでできているので肌本来の力を引き出してくれるし、日中のちょい保湿にも活躍します。

エッセンスハーブバームクリーム
クリームのように浸透しながら肌表面にしっかりとどまり、強力ガード。ポリマーや界面活性剤はフリーで、スクワランやミツロウなど、自然由来の成分だけでできている。
(8g)¥3,800/MiMC

マブニ ポーチインしている人、多いですよね。私も何個も使いきりました。
タカシバ 古い角質をオフして、栄養を与えて、フタをして……そういう基本のケアって絶対に大事だと思うんだけど、もっと飛び道具的なものってない?
ヒロ フフフ、とっておきの一品がありますよ~。それがナーズの透明パウダー。メイクの仕上げにプラスすると、途端にスーッと抜けるような透明感が出現し、“ただものではない感”が出るんです。仕事でもいつも使っていて、このパウダーだけは本当に別格!

ライトリフレクティングセッティングパウダープレストN
肌の上で透明になじむパウダー。ギラつきなく光を反射して透明感を高め、小ジワやテカリもカバー。太陽光や蛍光灯など、どんな光源の下でも美しく自然な肌を演出する。
¥4,700/NARS JAPAN

タカシバ そんなにいいんだー……さっそくググッたら、ルースとプレストがあるみたいだけど、どっちにしようかな。
ヒロ どちらも仕上がりはほとんど変わりませんよ。家用ならルース、持ち歩き用にはプレストが一般的ですが、プレストを持っておくと両方に使えて便利かも。
タカシバ 了解、プレストを、ポチ!
ヒロ もう買ったんですか?さすがですね~。今晩から角質ケア&保湿で肌を整えて、パウダーの到着を待ちましょう。

ヘアメイクアップアーティスト 小田切ヒロ <LA DONNA>

コンスタントな角質ケアの重要性を訴え、自分も実行。おかげであらゆる化粧品が真価を発揮してくれるので、毛穴もシミもくすみもナシ!

スタイリスト タカシバ

ヒロさん直伝のブラシ洗顔を半年以上コツコツと実践。最近は肌がプチ不調ぎみでブラシ洗顔をお休み中なので、新たな角質ケアを知りたい。

ライター マブニ

油断すると毛穴の詰まりやニキビができやすいので、塗る角質ケア美容液やクレイマスクを定期的にプラス。つるんと光るおでこが憧れ。

>商品のお問い合わせ先と電話番号はこちら
SOURCE:SPUR 2018年2月号 連載「小田切ヒロの肌におネツを入れなさい!」
illustration:Hana Sawamura text:Kozue Mabuni

SPUR2018年2月号もお見逃しなく!

SPUR MAGAZINEプロフィール画像
SPUR MAGAZINE

着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!