透明感を引き立てる二層ピンク【ARTしてBEAUTY vol.7】

眉上まで大胆に広げたピンクのアイシャドウが今回の主役。
「アウトラインと内側で微妙にコントラストをつけたのがポイント。シアーな発色で2色仕立てにすることで、さりげない立体感を演出することができます」とRieさん。透け感のあるドレスと相まって、トレンドのピンクがより肌に映える。
「ここでリップやチークを塗ってしまうとトゥーマッチ。ほかのパーツを引き算すれば、ピンクの甘さを抑制できます」。ディオールのオートクチュールドレスやショーピースなどからインスパイアされたカラー&テクスチャー。

ヘッドピース¥132,000/ル・シャルム・ドゥ・フィーフィー・エ・ファーファー(モモコ チヂマツ) ドレス(参考商品)/ユウタ セトガワ

Dior
モノ クルールクチュール(上から)848、826

各¥4,180/パルファン・クリスチャン・ディオール

●Make-up Tips
眉頭からこめかみを通り、下まぶたにかけて848の青みピンクを塗る。上まぶた全体には826の淡いピンクを塗り広げて。リップはコンシーラーで赤みを抑え、肌もあえてつくり込まずに目もとの印象を際立たせる。

Céline Himekawa
日本とデンマークにルーツを持つ。Instagramをきっかけにスカウトされ、今年の春にモデルデビューしたばかりのニューカマー。透明感のあるアンニュイなムードとヘーゼルの瞳がチャームポイントの20歳。

SOURCE:SPUR 2021年10月号「ARTしてBEAUTY」
photography: Hayate Shimura hair & make-up: Rie Shiraishi model: Céline Himekawa text: Emi Taniguchi