普段は穏やかな佇まいながら、カメラの前に立った瞬間、豊かな表現力を開花させるモデルのUniさん。今回、Rieさんは静かに輝きを放つブロンズのフェイスカラーを用い、その凛とした魅力を最大限に引き出すメイクアップを提案した
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ビスチェ¥44,000/ヘンネ カスタマーサポート(ヘンネ) シルバーのチョーカー¥56,100/フィルグ ショールーム(サピア バハール) チュールのグローブ/スタイリスト私物
「神秘的で、吸引力のある雰囲気を持つモデルのUniさん。その魅力をさらに引き出したいと思い、月の光のように静かにきらめくフェイスカラーを選びました」と語るRieさん。この温かみのあるブロンズのフェイスカラーを用いて、提案するのは大人の骨格を際立たせるメイクアップだ。
「自然に溶け込むようなフォギーなハイライトを演出したいと思い、チークボーンから目の下までつながるようにのせています。明るさと奥行きが共存する絶妙なバランスがマッチして、元からあるミステリアスなムードがより印象的になるんです」(Rieさん)
「メイクアップはいつもと異なる自分になれるので楽しいです。色の選び方やのせ方、撮影方法や装いによっても変わりますよね。そこに自分のチャンネルを合わせていくのが、モデルとしての醍醐味です」(Uniさん)
長年のモデル活動の原動力は"純粋な楽しさ"だと語るUniさん。「スポーツに打ち込んでいた学生時代はメイクアップやおしゃれとは無縁。でも、当時読み耽っていた雑誌の世界に憧れはあって。縁あって今はその中に自分が。思うようにいかず、諦めようとしたこともありましたが、支えてくれる人々のおかげで続けられました。撮影では作品づくりの一員でいられることがうれしい。現状に甘んじることなく上を目指して、周囲の人に恩返しをしたいです」
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エクラ ルネール オー ローズ¥10,560〈限定発売〉/シャネル ©CHANEL
Make-up Tips
目の下全体&チークボーンに、ぼかしながらフェイスカラーをのせる。アイホール全体はブロンズ系のリキッドアイシャドウをのせ、目のきわはブラウンのアイシャドウで囲む。唇はマットベージュで染め上げ、控えめに。
今月のMODEL
Uniさん
モデル。医療関係の仕事と両立して活動を始め、その後本格的にこの職へ。ノンバイナリーモデルとして、枠にとらわれない幅広い撮影に抜擢され、アーティストからの指名も多数。さまざまな媒体で注目される、ITなモデルの一人。