iPhoneに新機能「マイナ保険証」追加をお試し！気になる 一時利用停止など、便利さをチェック【ウェルネスお試し】

登録方法は、至って簡単。
使うのは、「マイナポータル」アプリです。まだiPhoneにマイナンバーカードを登録していない人は、アプリを開くと上部にこのような通知が出てきます。

ここをタップしたら、あとはアプリケーションからの指示に従って進めるだけです。顔認証するために顔をスキャンしたり、マイナンバーの暗証番号を入力したりして、最後にマイナンバーカード本体を読み込んだら、登録完了！
ものの5分でできました。

実際にiPhoneに入ったマイナンバーカードを使うときは、写真のようなタッチ用の機械にiPhoneをかざして、顔認証するだけでOK。

カード本体の場合は、バッグからカードケースを出して、ケースや財布などからカードを出して、受付の機械にカードを入れて、顔認証をして、終わったらケースに戻しバッグにしまって、と動作が多め。私的には、それに比べると手間が少なく、紛失する心配もないのが魅力です。

実は、iPhoneのウォレットにマイナンバーカードを追加するメリットは、「カード原本を持ち歩かなくていい」「受付時にiPhoneを出すだけでよい」だけではありません。

まず一つ目は、iPhoneからマイナンバーカードを一時利用停止にできること。
「iPhoneを探す」の機能を有効にしておくと、カード原本を無くしたときにiPhoneを紛失モードにすることで、一時利用停止ができるのです。

さまざまな個人情報が入ったカードだけに、紛失すると不安になりますが、iPhoneを通して手もとで利用停止できるのは心強いです。

そして二つ目は、開示する情報を自分で選択できること。
カード原本をそのまま受付で提出すると、マイナンバーカードに登録された様々な情報を見られてしまうことになります。

けれどiPhoneに登録したマイナンバーカードで受付するときは、開示する情報を選択可能。例えば病院の受付では、マイナ保険証を読み込んだ端末から「過去の検診歴と、処方された薬情報の利用に同意しますか」と問われ、同意することでその2つの情報だけを提示することができます。

何年も前、iPhoneに交通系ICカードを登録したときのこと。当時は「別にカードのままでも不便ないし」と思っていましたが、実際に使ってみると、その利便性の虜になり、いまやiPhoneの交通系ICカードのない日常は考えられないほど。

それと同じように、きっとマイナンバーカードをiPhoneに登録することで、まだ見ぬ便利さを実感することになるんだろうと思います。

私が参加した説明会では、Apple Watchで高血圧パターンを検出した際に通知する、という機能のリリースも発表されていました。

デジタルデバイスを上手に活用した、より便利でより健やかな生活をサポートする機能の進化は、ますます身近に。これからも新しい情報をキャッチして、ヘルスケアなど役立つ機能を自分の生活に取り込んでいけたらと改めて思いました。

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