【美容天竺放談】ブランドさん、アレまた復活させて!

IGARASHI(以下G) 今回のテーマは、忘れられないあの名品です。
YOKOMIZO(以下Y) まさかの、今買えないアイテムについて語るという。自由(笑)
G え、ダメ? だって、ほら、これを読んでくれたブランド様が、復活させてくれるかもしれないし!

とにかく、顔がオシャレになる! アイブロウマニキュア トウキョウフューシャ(シュウ ウエムラ)*生産終了


Y 復活希望といえば、私は断然、幻のピンク、シュウウエムラの「アイブロウマニキュア トウキョウフューシャ」。2016年の限定カラーです。
G あまりの人気ですぐ完売して、翌年また限定で発売された色ね。
Y そう。ピンク眉のハシリですよ。これをつけてると、ピンクとは気づいていない人からも「眉の色いいね!」と、言われます。
G 当時、SPURのエディターHAYASHIも買い占めてたな〜。

世界で600本のみ販売された、世にも美しい幻のケース。ルージュ ジバンシイ スペシャルケース(パルファム ジバンシイ)*生産終了

G 私は、「ルージュ ジバンシイ スペシャルケース」。ジバンシイが京都の箔工芸作家とコラボした限定パッケージ。
Y あぁ、これは私の大好きなニコラ・ドゥジェンヌ氏のクリエイションが炸裂してるやつ! 久しぶりに見てもやっぱり美しいわ。 
G これがローンチされた時、京都まで取材に行ったの。
Y きゃー。ニコラと京都なんて、羨ましい。
G 金箔の上にネオンカラーがのっているのが本当に綺麗で。宝物です。中の口紅だけ代えて、ケースはずっと使い続けてるの。
Y 1本ずつ手作りで同じ柄はないから、貴重だよね。

ザクザクのラメをピンポイントでオンできる!グリッターペンシル(NARS)*生産終了

G カラーものなら、NARS「グリッターペンシル」
Y グリッターがザクザク入ってるやつだ。
G ドライな質感なんだけど柔らかくて、キラキラを狙ったところにビシッとのせられるのがいいの。
Y 今年はまたグリッターな気分だしね〜。

肌色がくすまない、絶妙なカラーと質感。リミテッドグロウコンパクト(ADDICTION BEAUTY)*現在オンラインのみで取扱中

Y  わりと最近でほぼ使い切ったのは、アディクション「リミテッドグロウコンパクト
G  なに、コレめっちゃ使ってるね。去年の秋に出たばっかりなのに、もはや原型がわからない(笑)。
Y そうなのよ〜。クリームタイプのシェーディングが大好きなのだけれど、これは色と艶、そして柔らかさがちょうど良いのです。ブラシにチャチャっととって、輪郭にシャシャッと塗るだけで顔が引き締まるし、ハイライトとコンビになってるのも便利。AYAKOさーん、ぜひ復活させてください! 
G パッケージもスタイリッシュだしね。
Y その、本来のスタイリッシュさが伝わりにくい残骸の画像で申し訳ない。

大人のかっこよさとヘルシー感が出せる! ジュ コントゥラスト280 ゴールデン サン(シャネル)*生産終了

Y あと、シャネル「ジュ コントゥラスト280 ゴールデン サン」。ネーミングもいい。
G ラメが入ってるんだね。
Y チークは細かいピグメントが入ってる方が、肌に馴染んで使いやすいのよ。この色は2015年の限定カラーなんだけど、ベージュすぎず、ピンクすぎず、レンガ色すぎず、程よい感じ。大人っぽいかっこよさとヘルシー感が同時に出せる。
G あ、ほんとだ〜。つけると自然だね。

時に炊きたてのもち米のような、時に赤ちゃんのような。とにかく安心感のある癒しの香り。Annam Tan Giudicelli pour femme*生産終了

Y その謎のボトルは? 見たことないけど。
G これね、炊きたてのもち米の匂いなの。
Y すごいの出てきた! 
G 1980 年代に、ヴェトナム系のデザイナー、タンさんのパリのブランドから出ていたフレグランス「Annam Tan Giudicelli pour femme」
Y 知らなかった〜。
G ほんとうに素晴らしい香り。赤ちゃんみたいな匂いもするんだよね。
Y あ、確かに。ミルクの香りが入ってるからかな。
G 当時、行き場のない母性が刺激されて、なんだか救われた思い出が(笑)。超レアだから、ちびちび使ってます。

フェミニンなのに、どこか凛として、包容力も感じさせる。ありそうでない、不思議にいい香り。ブラック フォーハー オード パルファム(ケネスコール)*日本での正規取り扱いは終了

Y じゃあ、私も通好みのフレグランス出しちゃう。ケネス コール 「ブラックフォーハー」
G 初めて見た。
Y これ、2004年に出た当時すごくハマって。今でも海外では発売されているみたいなんだけど、日本での扱いは終了してしまったのです。
G ブラックっていうからスパイシーなのかと思いきや、お花の香りなのね。
Y そうなの、でも甘くなくてどこか中性的。で、時間が経つとパウダリーっぽさも出てくるんだけど、おばさん臭くない。ありそうでない、不思議にいい香りです。当時のボーイフレンドがこの香りが好きだったんだよねー。
G なんと、おしゃれですね。調香師はアマンディーヌ・クレール・マリーだって。「クロエ オード・パルファム」作った人だ。
Y あ〜、そう言われてみれば。フェミニンだけど、媚びない感じね。ていうか、結局だいぶマニアックなラインアップになってしまったね。
G まだまだ語りたい!
Y 話は尽きないけど、このテーマ、もしかして私たちだけ楽しんでない? 読んでくれてるユーザーの皆さん、大丈夫ですかー? 
G 反響が良かったら、第2弾やろうね。
Y ふふふ(笑)。

エディターIGARASHI

SPUR編集長。おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。

エディターYOKOMIZO

ビューティエディター。バレエとサーフィンと南国が好きです。紫外線と上手に付き合うことが永遠の課題。

 

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