先日、このコラムで「お疲れ顔に見せない、それでいてチークレス流行りの今年らしい仕上がりになるチーク」について書かせていただいたのですが、反響がよかったので、顔色問題第2弾。今回はベースメイクアップ編です。
何かと忙しさに拍車のかかるこれからの時期。街中のキラキライルミネーションと反比例して、お肌色は日に日にどんよりしていくわけですが(私だけ?)。そんな「お疲れ顔」のカバーに活躍してくれているのが、ジバンシイのタン・クチュール・ラディアント・ドロップ。ほんのりピンクのパーリーなリキッドフェイスカラーです。
パルファム ジバンシイ「タン・クチュール・ラディアント・ドロップ」15ml ¥6,300
何がいいって、輝きが超繊細! 光で顔色を明るく見せるこの手のタイプって、物によっては妙にギラついたり、ハイライト効果がありすぎて不自然な立体感がでたりしがちですが、これはたいそう控えめなツヤときらめきで、くすみをカモフラージュしてくれます。
さらに、スポイトの先端がブラシになっているという芸の細かさ。だから、リキッドファンデーションにもブレンドできるし、ブラシでそのまま肌にのせることもできるのです。出ました!この斬新さこそ、愛すべきジバンシイイズム!
同じくジバンシイのランタンポレル ブロッサム クリーム コンパクトも、頻繁に持ち歩いております。こちらは肌を潤しながら、ツヤも与えてくれる、スキンケアとメイクアップを兼ねたようなアイテム。メイクアップの前にも、日中のお直しにも使えて、特に乾燥ぐすみが目立ち始めるこれからの季節にはありがたい! バッグもコスメも財布もミニ化が進む中、コンパクトが少々大きいのが若干気になりますが、可愛いから、まぁいいか。軽いし。
肌に伸ばすとクリームがスーッと馴染んで、うっすらピンクにラディアント。特にリキッドファンデーションと相性がよく、メイクしたてのような綺麗なツヤが復活します。が、パウダリーファンデーションやパウダーの上から使うと、モノによってはヨレや毛穴落ちが気になることも(ヨコミゾ調べ)。そういう時は思い切って、付属のパフで皮脂やファンデとブレンドしてから、表面を平す。荒技ですが、綺麗に仕上がります。
アルマーニ ビューティのネオヌード リキッド パウダーは、パウダーなのに、リキッドで仕上げたような潤い感のあるツヤで、夕方のお疲れぐすみも一掃。肌に溶け込むようなシルキーな感触も最高です。こんなに粉感のない粉って! コスメ好きの間では定評のあるアルマーニのベースメイクアイテムですが、このパウダーの優秀さはもはや異次元です。
ビューティ担当。バレエとサーフィンと南国が好きです。紫外線と上手に付き合うことが永遠の課題。メイクでひとの表情が、ぱっ!と明るく、笑顔になる瞬間が大好物です。