皆さん！アレッサンドロの口紅ですよ！

見よこの端麗なリップスティックを。まるで骨董品のような美しさに一目ぼれですよ。発売日の翌日、出張先のローマにて、空港に急ぐ道すがらリナシェンテのカウンターに駆け寄り、話題のGUCCI BEAUTYの口紅を購入しました！

３つの質感の全58シェード。しっかり発色するサテン、透明感あふれるシアー、そしてバームの３つのテクスチャーは、それぞれゴールド、花柄、青緑色のパッケージに包まれています。

まずはサテンの25番を迷わず入手。なぜって25はアレッサンドロのラッキーナンバーですから特別な色に違いない…そう考え手をのばすと、発売2日目だというのに最後の1点という人気ぶり。ゴールディ・レッドというオークルを帯びたクラシカルなレッドは、グラマラスに表情を彩ります。サテンシリーズの口紅を手にとると、アール・ヌーヴォー調のエッチングが指を撫でて、それはそれは特別な気分を運ぶんです。

友人へのギフトに選んだのはバームの1番。潤いとツヤを運ぶ透明バームは、年代を問わずお助けアイテムとしても大活躍。ちなみにこの色名はジョスリン・クレアというのですが、こちらは大女優ジョーン・クロフォードの出演作品「タクシーダンサー」の役名であるジョスリンにちなんだもの。サイレント時代のハリウッドへと、唇は旅します。

まるでアンティークの琺瑯のポットのような花柄にキュンキュンのシアータイプからは、悩みに悩んで506 Louisa Redをセレクトしました。一見、ダークに見えますよね？ でも、透明感あふれるレッドカラントのシロップみたいにつややかに広がるんです。

メイクアップの監修を務めたのはアーティストのトーマス・デ・クレイヴァ。古代ローマの世界をはじめ今はなき時代の空気をこよなく愛するアレッサンドロ・ミケーレの美観を、鮮やかに表現しました。クラシカルな魅力をそなえながらも、スーパーモダンで個性あふれるすべてのグッチ・ファンのために。その気持ちはキャンペーンビジュアルでも一目瞭然です。

残念ながらまだ日本国内は未発売。現在、イタリアのGUCCI旗艦店などで発売中です。日本には来年、上陸予定。ああ、待ち遠しい！