ヤバいです、もう今年も終りですね。ドラマや楽曲の2022年ヒットランキングをネットニュースで見かけるたびに、まだ仕事を納められていない自分の状況に焦りがつのります。ちなみに各種ドラマランキングで高評価を得ている『クロサギ』が、わたし的にも今年一番ハマりました。ストレートに、演者の熱量に惹かれた〜。振り返ってビューティはというと、やはりストレートにそのブランドらしさが伝わる製品に、改めて惹かれた１年でした。
まずその筆頭は大ヒットした（ダジャレではございません）シャネルの特別限定品、レ キャトル オンブル ツイード。アイシャドウにツイードのレリーフを施すなんていう技とアイデア！ これぞザ・シャネルでしょう。パレット付属のポーチもツイードで、今年イチバンのときめきをくれたコスメです。いつかまた色違いとか出してくれたら嬉しいな。
このアイシャドウの発売に合わせて開催された、ツイードの世界観を楽しめるイベントにも心躍りましたわ。気持ちを高揚させるコスメのパワーを改めて教えてくれた、春のツイード祭りでした。
プロップの電話もツイード！ ダイヤルのボタンの文字がTWEEDになっている芸の細かさでした。
アディクションのザ アイシャドウは、完全にアイシャドウの流れを変えたエポックメイキングな存在です。これぞ令和のスタンダード。ベーシックなカラーを基調にしたバリエーションでありながら、どれも最先端で洗練された印象を与える、発色、質感、配色の妙よ。ヌーディなカラーでグラデーションを作る、というオーセンティックなアイメイクがこんなにも新しくなるんだ!? という初めて使った時の驚きは忘れません。そしてこれを使うと、誰もが美人度２割増しに見える不思議。
セルヴォークのインフィニトリー カラー EX16は久しぶりに出合った、モード感で真っ向勝負なクリームアイシャドウ。これは好みが分かれそうですが。昔、モード系コスメマニアの間で一瞬流行ったコンクリート色のクリームシャドウがアップデートした感じで、かなりツボりました。一見、顔色が悪く見えそうな白みがかったアッシュグリーンですが、実際につけるとシアーで、さほど難解ではないんです。指先でちょちょっと目の際に狭めにのせるだけで、クールでカッコいい、おしゃれ顔になるんですよ。しかしクセ強オーラを発しているためか、限定色にも関わらずまだ購入できるネットショップもあるようです（12月末現在）。和菓子のような、優しい白みのあるカラーは2023年春も注目色の一つですし、みんなー、見つけたらポチるんだー。
2023年にはどんな名品が生まれるのか、今から楽しみですね！
ビューティ担当。バレエとサーフィンと南国が好きです。紫外線と上手に付き合うことが永遠の課題。メイクでひとの表情が、ぱっ！と明るく、笑顔になる瞬間が大好物です。
