今、美容業界で一番ホットな話題といえば、欧米では既にローンチされている、プラダのビューティライン。日本上陸はそろそろか!?と噂が飛びかっておりますが、ひと足お先にパリで購入してきました！
イタリア出張時にリップを入手したエディター青山が書いていたように、イタリアでは空港の免税店にもあるようですが、パリでは私が行った10月時点で３店舗しか取り扱いがなく〜。あれこれ調べた結果、ポンヌフのたもとにあるサマテリーヌ百貨店で購入。サマテリーヌって、コンパクトなフロアにキャッチーなコスメブランドがギュッと並んでいて、効率よく化粧品を探したい、コスメオタクな観光客にはめちゃくちゃありがたい。ニッチな香水も充実しているし、あのこじんまり感が大好きです。
配色と発色がおしゃれすぎるアイシャドウ
プラダ ビューティは広めの面積を陣取っていて、アドバイザーの方が丁寧に対応してくれました。（興奮しすぎて、不覚にも現場の写真を撮り忘れた……）。まず目に飛び込んできたのはカラフルなアイシャドウパレット。プラダ感満載の、トライアングル型３色シャドウと締め色の組み合わせです。どれもなかなかに攻めたカラーリング。
悩みに悩んで、まずはおしゃれすぎる02 Profusionをセレクト。メタリックな（公式サイトにはサテンと書いてありますが）トープと、ハイパーメタリックなシルバー、シルキーな辛子色、そしてアイラインに使えるハイパーマットな墨色のコンビネーションです。一見「むずっ！」と怯む配色ですが、実際に使ってみたらやっぱりクセ強でした。←褒めてます。
とにかく発色がいい。驚くほど見たままの色が瞼の上で再現されます。特に左のシルバーはヤバいです。もうね、ほぼアルミホイル。超カワイイ。ダークカラーでまとまりがちな冬ファッションのアクセントとして、活躍してくれること間違いなし！
02 Profusion で攻めたので、デイリーに使えそうな06 Pulpも購入。こちらは温かみのあるベージュ〜ブラウンのグラデーション＆差し色フューシャの組み合わせ。ベーシックカラーでまとめれば「毎日メイク」にも使いやすいし、フューシャを目頭や目尻にちょこんと入れれば、途端にモードに。多分一般的にはコチラの06が使いやすそうです。
カラーが個性的で魅力たっぷりなので、色のことばかり語ってしまいましたが、テクスチャーもかなり秀逸です。かなりウェッティーな湿式のパウダータイプで、粉飛びゼロ。
「似合う赤」が見つかるリップ
リップは狙っていたソフトマットの取り扱いがなかったので、ハイパーマットの076 AMBERをチョイス。オレンジにカテゴライズされていますが、実際につけた印象は、イエベさんに似合いそうな、少しオレンジ味のある明るいブリックレッドです。全13色の中でも赤系のバリエーションが充実しているので、誰もが似合う１色を見つけられそう。
ハイパーマットと言ってもテクスチャーはシルキーで、スルスルと伸びる伸びる。ワンストロークで決まります。そして乾燥しずらく、落ちにくい！
で、よくよく見ると、リップの表面にはプラダを象徴するサフィアーノレザー風の加工が施されていて、使うたびに、ちょっと嬉しくなれちゃいます。キャップはマグネットタイプで、シュッと閉まる時の気持ちよさは、まるで開花堂の茶筒。カチンという開閉音には高級感があり、総じてラグジュアリー！
実はファンデーションがイチオシです
実は現物を手にするまであまり期待していなかったのですが、意外や（!?）一番気に入ったのがリキッドファンデーションです。質感はシルキーなセミマットで、大人でも安心して使えるカバー力。自然な艶感があるので、「ナチュラル」と「きちんと感」のバランスが絶妙なんです。ビタミンE、ナイアシンアミドなど、配合されているスキンケア成分のおかげか、肌への負担感がないのもいい。カバー力のある美容液ファンデーションという印象です。
ファンデーションもアイシャドウパレットもリップも、全て環境に配慮したリフィラブルタイプ。詰め替えしやすいのもポイントです。
日本上陸が待ち遠しい、プラダのビューティライン。日本で販売されるようになったら、残念ながらパリでは売り切れだった、一番人気のペパーミント色のリップバームを手に入れたい！
ビューティ担当。バレエとサーフィンと南国が好きです。紫外線と上手に付き合うことが永遠の課題。メイクでひとの表情が、ぱっ！と明るく、笑顔になる瞬間が大好物です。
