
「ほろ苦」チョコ系コスメ、が気分です【THREE】
褪せたベージュ色のバラに目がありません。カフェラテ、という名前の品種がまさに理想の色なのですが、古本のページみたいな味のある亜麻色の花弁は、どんな風景にも溶け込むし、絵になるのです。職場が神保町で、趣味の古本屋巡りも関係しているのかもしれません。
そんなことを宴席で口走ったのか、ある日、仕事仲間がハイっと一輪の茶色のバラを手渡してくれたことがありました。たぶん、品種はカフェラテ。仕事で立ち寄った花屋さんで見つけたからついでに、という理由だったのですが、さりげない真心がとても嬉しかったのを覚えています。
おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。
趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。










