春ですね。寒さが和らぎウキウキする一方で、新しい生活や環境による疲労感や不安感に襲われることも増える季節です。私はといえば、最近の口癖は「疲れた」「元気が出ない」「はぁ〜…」。いきなりネガで、すいません。これが更年期というやつか？
そんな心身がやられ気味の今日この頃、タイムリーなことに、ふっと気持ちを軽くしてくれるブランド、SAIL（セイル）のアロマオイルに出合いました。
コーピング理論に基づいたコンセプト
セイルはクリエイティブ ディレクターである、後 知代さんご自身の「疲労感や倦怠感をなんとかしたい」「前向きに清々しい気持ちで毎日を過ごしたい」という思いから生まれたブランド。
特徴的なのは、コーピング理論で心身をケアするというコンセプトです。コーピングとは、不安や苛立ち、緊張から自分自身を解放する新しい考え方。例えば、お気に入りのタオルを触ってみるとか、いつもと違う、心地よいと思える通りを歩いてみるとか。だから、セイルのアロマオイルは、まずは「心地よい状態をキープできる」と後さんが感じる精油ブレンドになっているそう。効果効能ありきのオイルとは、ちょっとニュアンスの違いを感じます。もっと直感的に、気負わず使える点がいい感じ。
私の今のお気に入りは、「エナジークレンズ」。深呼吸したくなるような、スパイシーで奥行きのある香りの中に、ほんのり感じる柑橘系の爽やかさ。その芳香の包容力たるや。雨雲の隙間からさす光のように、ネガティブなオーラをそっとどこかに連れ去った後、「よっし、なんか大丈夫そう」と、ちょっと前向きな気持ちにさせてくれます。
もっと積極的にポジティブになりたい時は、ベルガモット、オレンジスイート、マンダリン、レモンマートル、グレープフルーツなど、柑橘がパワフルに響きあう「ニューデイ」を使用。午後の眠くなる時間にシャキッと、スキッとしたい時にも。逆に１日の終わりにぐっすり眠りたい時は、ウッディな「レットゴー」。こんな感じで、その時の気分に合わせて使い分けています。
香りもテクスチャーも心地よいボディケア
そしてそして、「エナジークレンズ」と「ニューデイ」の香りからは、ボディセラムが３月に登場したのですが、このテクスチャーがまた心地いい。２層式のローションタイプなんですが、ボトルを１〜２回シャカシャカっとすると水層とオイル層がすぐに馴染み、しかも一度混ざった後、分離しにくいのです。これ、ありそうでなかった、密かに嬉しい仕様。スーッとボディに馴染むから、肌の上で油分だけが残り、上滑りすることもありません。
ミストが細かく、一度に広く塗布できるのも、使い勝手がいい！ これなら、面倒くさがり屋さんでもボディケアを続けられるのではないかしらん？ アフターサンケアにもよさそうなので、大好きな海でコーピングした後、このミストでさらに癒されてみようかと。
お疲れ気味のみなさん、無理せず、自分のペースで心地よさを見つけていきましょうね。
ビューティ担当。バレエとサーフィンと南国が好きです。紫外線と上手に付き合うことが永遠の課題。メイクでひとの表情が、ぱっ！と明るく、笑顔になる瞬間が大好物です。
