#214 甘じょっぱい党のバレンタイン

一週間後に迫るバレンタインデーのことをすっかり忘れていました。バレンタインを口実に、この時期に発売されるスペシャルなものや、日頃なかなか手が出せないチョコレートを買うのが楽しみです。その中で外せないのが、ブルガリのチョコレート。チョコレート・ジェムズと名づけられていることからもわかるとおり、まるで1粒の宝石。昨年はパルメザンチーズのチョコレートを購入しました。この小さな1粒にどれだけの工夫がされているのか…と想像し、うなりました。叶うならもう1粒、食べたかった…。

そして、もうひとつ欠かせないのがNY マリベルのミルク フルールドセル。ベネズエラ産カカオ38%に、ゲランドの塩があわせられた大人のチョコレート。薄いのですーっと口の中で溶けていき、塩のアクセントが広がり、ほどよい甘じょっぱさへ昇華! 意識した時には口の中から消えていて、まぼろしなの?と次々と口に入れたくなり、食べ飽きることがありません。ダメだとわかっていたのに、気が付けば1箱、半日で食べていたことがあります。

また、昨年いただいて大ヒットなのが、マリベルと京都の老舗和菓子の末富のコラボ、名前が可愛い「ショコラ de まるまる」です。塩気を感じる麩焼きのお煎餅に、薄くコーティングされたマリベルのショコラ。裏切らない美味しさで、思わず大人買いしました。

ぜんざいを食べたいのか、それとも、合間に口に運ぶ塩こんぶが食べたくてぜんざいを食べているのか、それくらいぜんざいに添えられた塩こんぶが好きな私。これを書きながら気づきました。お気に入りチョコレート、みな甘じょっぱいものばかり。甘じょっぱい党なのかもしれません。恋愛は、人生はどうでしょう? それはさておき、みなさまのバレンタインデーはスイートな日でありますように。(エディターT

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