お天気がよくて、時間と心の余裕がある時でないとデニムが買えない性質です。なぜなんでしょう。大好きすぎて、判断を誤りたくないからかもしれません。バレンタインが重なった晴れた日曜日、オーダーカウンターがあるということで、気になっていたLEVI’Sの新宿店に行ってきました。元3人組で現在ソロアーティストとして音楽活動をしているKさんのエピソードを聞いて、心が動きました。無名のストリートライブ時代からミリオンセラーのヒット曲を出した今も大事に愛用し続けているデニムそのものを、そのまま再現したという話。擦り切れていくその前に愛着のある今の状態にカスタマイズしたというから驚きです。また、細部にいたるまでミリ単位でサイズ指示を出している人がいるとか。それらに応えるカウンターって、どんなところなのだろうと興味を持ちました。そこで、本日選んだ1947年501®に、ヴィンテージデニムで見たことのある、毛糸の蝶の刺繍を相談してみました。カスタマイズカウンターには用意されていないデザインですが、「かわいいですね!」と一緒に素材から考えてくれました。
以前不意に「What is denim for you?」と聞かれ、「It’s my beautiful skin」と何気なく答えました。日本語で聞かれていたら言えなかったかもしれませんが、勢いで出た言葉です。skinには心地よいという思いをこめて。自分らしくどうはいていくか、変化が楽しめるのもデニムのよさ。この春は何本のデニムに出会えるでしょうか。花粉に怯える春ですが、そのことを考えるとときめきます。(エディターT)
気づいたらメガネやサングラスを集めてました。しかし、何年か寝かせてからかけるという癖あり。ひとりっぷ®修行中。セレブやK-POPを語りがち。