2016.02.20

# 227 ニコールだって、ないものねだり

女優のニコール・キッドマンに、豊胸手術のシリコンを撤去したというニュースが舞い込んできたのは、今月初めのこと。健康にとても気を使う彼女は、入っているシリコンが原因で身体に害を及ぼすことを恐れ、元の胸に戻すことを決意したんだとか。

ニコールが豊胸手術をしたという噂が流れたのは、約2年前の20146月。もともとスーパーモデルさながらのスレンダーなボディの持ち主だったニコールが、目を見張るほどの大きな胸を強調したドレス姿でレッド・カーペットに登場したことで、人々に衝撃を与えました。

豊満なバストに憧れる女性は数多く、私ライターAもそのひとり。ただ、そのままでも十分、いや十二分も美しいニコールが、豊胸という大きな決断を下すほど外見に悩んでいたことに、びっくり。誰もが憧れる外見の持ち主ですらコンプレックスを持っているんだなぁ、と親近感を抱きつつ、人間の「ないものねだり」という名の欲深さを痛感。

さて、一般人の私からするとかなり大手術に感じる豊胸をたったの2年であっさりと撤去したニコール姉さん。これで健康への不安とはおさらば…かと思いきや、彼女に新たな心配事が浮上しているんだとか。それはなんと、夫キース・アーバンの浮気。そもそも豊胸をしたのもグラマラスな女性を好む夫の嗜好のため、と言われていましたが、胸が小さくなった今、夫が別の女性に目を向けないか不安でならないんだとか。

キースと言えば、昨年8月に後輩カントリー・シンガーのケルシー・バレリーニとの浮気が囁かれたばかり。その真意は定かでないものの、ニコールほどの女性が浮気癖のある夫に振り回されっぱなしなんて! 私がもしニコールの友達だったら、映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』を観ることを勧めるのになぁ…なんて思いつつ、彼の好みのタイプを目指し続けるニコールの乙女な恋心を羨ましく感じてしまうのでした。(ライターA)