今週の月曜日、3.1 フィリップ リムの10周年を記念して、早稲田大学で行われた特別講演に行ってきました。デザイナー フィリップ・リムと共同経営者であるCEOウェン・ゾウ、両者と公私ともに交流の深い、元SPUR編集長内田を交えたトークセッション。SPURだけが知る彼らの姿や親交の深さと、二人のファッションへの愛に満ちた話とファッションの夢を描く希望に溢れた、アットホームな時間でした。
その中でも忘れられないのは、「デザインをするにあたって大切にしていることは？」という質問に対してリムが応えた「フォームと機能の間にハーモニーがあること。そして、ファッションは楽しくポジティブなものなので、フィーリングを大切にする」という話。
デジタルの世界にいると“機能”や“フォーム”的な話が日常ですが、SPUR.JPもオートメーションの中にもユーモアと心地よいハーモニーが感じられるサイトにしたい、とこの話を聞いて思いました。
ちなみにブランド名の頭につく“3.1”の意味を皆さんはご存知ですか？ リムとゾウがブランドを始めたのが31歳のときだったのが理由とのこと。ブランド名を見る度に、同じ情熱を持つパートナーとブランドをはじめたその日のことを思い出したりするのかな？、なんて勝手に妄想を膨らませたのでした。
いつも新しい気持ちにさせてくれるピッカピカの4月1日、みなさまと私たちの間にも心地よいハーモニーが生まれるように、と嘘偽りなく思うエイプリルフールの夜なのでした。（ウェブプロデューサーN）
