「体位ごとに、セックスの消費カロリーを計算してもらったの。だって、痩せること以上に楽しいことってないじゃない？」。そんな衝撃的な発言で世間を驚かせたのは、キム・カーダシアンの妹、クロエ・カーダシアン（31）。自身の番組で恋愛観やセックスについて赤裸々に語ることで人気を博している彼女が、またもやビックリ発言をしたのは今週4日のこと。
そんな彼女の”セックス計算機”によると、平均体型の女性の場合「正常位だと、15分で40キロカロリーしか消費できないのよ。私はあんまり正常位が好きじゃないけど…もしもっとカロリーが消費できたら、好きになってたかもしれないわね。女性の反対で、男性は１時間の正常位で最高300キロカロリーも消費するのよ！」だそう。
この記事を読んでいた時に思い出したのが、「セックスは運動だ！」と宣言する友人のこと。彼女は昔からセックスを”愛”から切り離し、運動として楽しんでいることを公言していました。私含め女友達からは「理解できない」とバッサリ両断されていましたが、そんな彼女にとっての唯一の理解者が『セックス・アンド・ザ・シティー』のサマンサ。美しく、キャリアを持ち、男性に翻弄されずセックスだけを楽しむ。当時の私はそういう女性がどれくらいいるんだろう、と疑問に思ったものですが、SATCがスタートしてから早18年。時代は着実に進んでおり、セックスに対する思想は着々と自由化への一途をたどっているようです。
それくらい割り切って楽しめるのも、いいかもしれないなぁ…なんて思いながら、頭の中で妄想に耽ってみた私。でも相手が最中に「よし、あと60キロカロリーだ！」なんて考えていたらと想像した時ゾッとし、はっきりと「ナイ！」という結論が出ました。どんなに時代が変わろうとも、愛の行為であってほしい。そんな乙女ゴコロを改めて感じた夜でした。（ライターA）
