もうすぐゴールデンウィーク! インドア派なので、海外ドラマ一気見のゴールデンウィークとなりそうです。最近は、恋愛脳が鍛えられるドラマなのではないかと思っている『トゥルーブラッド』にハマってます。
舞台は、日本人科学者によって開発された人工血液“トゥルーブラッド”によって、人間とヴァンパイアが共存する世界。ヒロインである人間の女の子(特殊能力あり)、スーキー・スタックハウスを演じているは、映画『ピアノレッスン』でアカデミー賞を受賞したアンナ・パキン。そんなスーキーは、この作品でメジャーとなったスティーブン・モイヤー演じる、ヴァンパイアのビル・コンプトンと恋に落ちるわけです(実生活でも夫婦に!)。
スーキーは、人の心が読める特殊能力の持ち主なので、彼の気持ちなんてすぐ分かるはずなんですが、なぜか、ビルの気持ちは分からず…。そのふたりの距離が近くなるときのやりとりにキュンとします!
「人の思っていることが分かるの(特殊能力があるの)」
「俺のも?」
「いいえ。だからあなたが好きよ」
その人のことをもっと知りたいと思うから好きになるように思っていましたが、このヒロインは分からないから好きになったのです。
【その人を知りたいから好きになる】と、【その人が分からないから好きになる】。このふたつの気持ちは似ているようで、まったく異なる心の動きのような…。
人を好きになると、その人のすべてを知りたくなりますよね。相手の言動ひとつひとつに一喜一憂して、いつの間にか憔悴してしまったり…。知ることが愛情だと思い、いつからか知ることばかりを求めていたことに、このドラマを観て考えさせられました。
スーキーのように、分からないことを楽しめるような、そんな恋愛をしてみたいなぁ~と思いつつ、今夜も恋愛脳を鍛えるため、海外ドラマを観ています。(ライターK)
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