先日、ジムでのトレーニングを終え、気の合う仲間でごはんを食べにいくことに。サウナで汗を流して毛穴全開のときにメイクをしたくはないのですが、いい年齢の女性陣。すっぴんはお互いに慣れっこだけど、酒席には男性もいるし大衆の場に出るにあたり、マナーとして各自最低限のメイクを施します。
とはいえ、限られた時間のなか優先されるのはスキンケア。メイクの持ちタイムは3~5分。ふと鏡に向かう皆を眺めたとき、ここだけはオンする!という、メイクスポットが各自バラバラであることに気がつきました。私ならリップ。ある人はアイブロウ、ある人はアイライン。またある人はコンシーラー、マスカラのみ、といった具合に。
さらによく観察すると、その欠かせないメイクスポットは、その人のチャームポイントでもありました。メイクをミニマリズム化すると、最後は難を隠すのではなく、チャームを強調するのだな、と感心しました。私は、きちんと発色するリップを必ずのせます。ルージュを引くと顔が整う気がしていたからなのですが、よく考えると(自分の顔にはまったく自信がないのですがそのなかでも)他人にほめられるのは唇だなーと思いかえしました。
かのケイト・モスも、その昔、突然のナイトアウトでもNARSのアイライナーだけは欠かさないとインタビューで答えていて、当時日本未上陸だったそれを、頑張って手に入れたことも思い出しました。ケイトの魅力は数多あれど、やはりあの目が印象的ですよね。
みなさんが、1箇所だけメイクするとしたらどこですか? 案外、そこは“顔の長所”かも知れません。
ちなみに、元来はメイク大好き!で、普段はファッションとしてしっかりメイクを楽しんでます。秋が深まりメイクの楽しい時期がやってきました。今年は赤リップが旬らしく、いろいろトライしたいと思います。(エディターR)