寒くなると、眠りが浅くなりがちなので、いかにぬくもりを感じながらぐっすり眠れるかを考えるのが日課。そんな時に、イギリスのリサーチ企業が発表した、ストレスを軽減する効果がある曲トップ10を目にしました。そのランキングは、神経学者の指導のもと行われた実験から導き出されたらしく、科学的に証明されているから説得力があるかもしれないと思ったのです。
そのランキングの中には、癒し音楽でおなじみのエンヤの「ウォーターマーク」や、映画『007 スカイフォール』の主題歌を担当したアデルの「サムワン・ライク・ユー」などがランクインしていましたが、1位に選ばれたのは、イギリスの音楽ユニット、マルコーニ・ユニオンの「ウェイトレス」。無重力を意味するタイトルがつけられたこの楽曲は、英国音楽療法学士院とコラボレーションして制作されたという、正真正銘の癒しソング! 通常版は約8分間なのですが、もっと聞きたい、癒されたいという人のために10時間バージョンもあるらしいのです。長すぎやしませんかと思ったのですが、聞いてみると、確かにずっと聞いていたくなる、耳心地のいい音楽なんです。神秘的というか、自然の中で息づいているすべてのものの音が融合されているというか。聞いた人によって感じ方が違うだろうなと。
今のところ、ブランケットのようなもこもこのシーツと布団のサンドイッチスタイルで寝るのが、熟睡No.1スタイルなのですが、ここにヒーリングミュージックもプラスして、さらなる心地いい睡眠を見つけようと燃えています。とはいえ、燃えていたら(興奮していたら)眠れなくなるので、そんな時にこそ音楽でクールダウンですね。(ライターK)