ファッション好きな皆さんはもう、「空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン」展はチェック済みでしょうか。私も先日伺ってきましたが、展示作品はなんと約1000点とのことで、辛酸なめ子さんの連載を読む限り、見逃していたポイントもたくさんありそうです。告白すると、日々ファッションに触れながら、古着をうまく取り入れられないという致命的なウィークポイントがあるのですが、大切にされてきた誰かの持ち物や衣服を眺めるのは好きで、服飾展も大好物です（「PARIS オートクチュール—世界に一つだけの服」展にはまだ行けていないのですが…！）。
誰かの持ち物つながりで、そういえば最近ミネラルショーに行き、スピノサウルスの歯の化石を手に入れました。恐竜の化石が1,500円だなんて、つかまされているんじゃないかと思いましたが、お店の人いわく抜け落ちては生え変わっていたそうで、そう珍しくはないとのこと。なんだか逆に安心。調べていたらAmazonでも売られていて、さらにびっくり。恐竜の体内で作られた歯が、長い年月を経て経済と物流の発展により、見ず知らずの私の元へーー。ゴールデンウィーク最初の予定（!）として、ルイ・ヴィトン展再訪のオンライン予約を取りつつ、時の流れに思いを馳せる夜なのでした。（エディターM）
