メダル数41個、史上最多を更新したリオオリンピックが間もなく閉会式を迎えます。種目も多く時差もあり、リアルタイム視聴と録画再生、SNSチェックなどに追われ、寝ている場合ではない日々を過ごした方も多いのではないでしょうか。オリンピック美男子選手にも注目していたのですが、個人的にはセレブにも人気の“ボクサーブレイズ”ヘアで試合に臨んだ吉田沙保里選手率いる日本女子レスリングへの熱がおさまらずにいます。試合、インタビュー、表彰式、金メダルを手にしたヘレン選手や他の選手のコメントなどを追いかけ、リプレイしては涙腺を崩壊させています。勝つという思いひとつで戦う、そのひたむきさに触れることで、もう幸せなのですが、それだけじゃない。酸いも甘いも噛みしめ苦い思いも飲みこんで、経験を重ねて、重圧を前に向かう。選ばれし者だけの輝かしさ。素敵です。この言葉以外、思いつきません。そんな思いを心にぐるぐる巻きつけながら仕事場へ向かうと、「沙保里の部屋って知っていますか?」とスタイリストYさんから声をかけられ驚きました。今日の自分のアスレジャースタイルがレスリングウエアに見えたのか、心を透過されたのか…。撮影終了後すぐに、『沙保里の部屋』のチェックです。
実は今年1月に放映していた『沙保里の部屋』。リサーチ甘く、見逃しておりました。テレビ朝日の看板番組『徹子の部屋』のセット、お決まりのルールル♪音楽をそのまま使用するという豪華特番で、アシスタントにはレスリング世界選手権3連覇中の登坂絵莉選手というスペシャルな企画。選手同士のリスペクトが垣間見え、カンペの読みのぎこちなさや本音で答える真摯な姿、プライベートに踏み込む女子トーク、初MCの沙保里さんの乙女心も楽しめるプログラム、ぜひチェックを。体操・白井健三選手、新体操・フェアリージャパンのメンバー6人、杉本早裕吏選手、松原梨恵選手、畠山愛理選手、横田葵子選手、熨斗谷さくら選手、国井麻緒選手、そしてバドミントン・奥原希望選手がゲストです。計3回、アナウンサーではなかなか聞き出せない選手同士ならではの質問交換が見どころ。吉田選手にトレーニングセンターでヒョウ柄のパーカーを着ている理由を真面目に問う下りには苦笑。獣の血が騒ぐ、明日のジョーのフレーズが頭の中で流れました。フェアリージャパンから学ぶ立ち姿、足の位置の研究など、とにかく選手たちの魅力が満載の『沙保里の部屋』。オリンピック後も続けて欲しいです。もちろん本家『徹子の部屋』再登場への期待も膨らみます。そして、金以上の銀と言われている吉田選手のリオでのメダル。泣きはらす夜を幾度か幾万回か越えて、手にした銀を金同様に愛おしいと思える日がくることを願ってやみません。(エディターT)
■伝説の『沙保里の部屋』動画はgorin.jpで配信中。下記より見ることできます!
男子体操:白井選手>
バドミントン:奥原選手>
新体操:フェアリージャパン>
■深夜のこっそり話 #Rio2016
選手の世代交代と、30代という節目のハードル>
SNS時代の選手からのメッセージ >
気づいたらメガネやサングラスを集めてました。しかし、何年か寝かせてからかけるという癖あり。ひとりっぷ®修行中。セレブやK-POPを語りがち。