シルバーウィークにかけて1週間休みを取り、遅い夏休みを取ってきました。行き先は、マレーシアの東海岸にある「プルフンティアン島」。ブサール島とクチル島のふたつの島からなるプルフンティアンは、手付かずのジャングル、さらに海底では活き活きと珊瑚が輝く、豊かな自然が魅力。せっかくならばそんな大自然を満喫したい!と、バーやレストランがひしめくメインビーチではなく、島の中でももっとも静かな、大きなプライベートビーチを有するリゾートに宿泊をすることに。
旅を予定するたびに「何もせず、ひたすらのんびり過ごそう」という目標を掲げるものの、いざ現地に到着すると、ビーチヨガ、トレッキング、シュノーケルツアーなどという看板に心奪われ、なんだかんだで超アクティブな日々を過ごしてしまうのが悲しい性。今回こそは何もないプライベートビーチでぼーっと本を読んだりと、大人なバカンスを満喫してやる!と、燃えていたんです。…イケメンに出会うまでは。
リゾートに到着すると、レセプションの横にはウォータースポーツのアクティビティを提案するカウンターを発見。「しまった、ここにも…!」と心が揺らぐものの、なんとか自制。ビーチチェアに寝そべりながら読書にふけり、ウトウトしていたそのとき…目の前のビーチに、セーリングボートが到着。
普通のヨットとは違った、帆付きイカダのような形状のボート。これは一体?と思い、ボートから降りてきた男性に「これは何?」と尋ねてみたんです。ニコッと笑いながら「カタマランヨットだよ」と答えてくれた彼の姿に、目が奪われてしまいました。身長185cmはあろう長身に、こんがり小麦色に焼けた細マッチョボディ。聞くと彼はトルコ出身の32歳。あらゆるウォータースポーツのインストラクターの資格を持ち、世界中のビーチリゾートを転々としながら働いているんだそう。
セーリングボートについて一通り話しを聞き、礼を言うと、なんと彼から「乗ってみる?」というお誘いが。もちろん「はい!」と一言返事で乗り込み、いざ、海の旅へ。想像していたのんびりとした乗り心地とは一変、ちょっとでも気を許そうならば海に振り落とされそうな激しいスピードと揺れに衝撃を受けながらも、そのスリルに心を奪われました。さらに、帆の向きを器用に操作しながら、「どう?最高に気持ちいいでしょう?」と話しかけてくるイケメンのかっこよさと言ったら…!
その体験をきっかけにすっかりイケメン…ではなく、ウォータースポーツの魅力にどっぷりとはまってしまった私。連日アクティビティ三昧、とくに広大な海にイケメンと私、たったふたりで浮かびながらスタンドアップパドルをした時などは、映画のヒロインのような気分に。
1週間のバカンスが過ぎた今、日々の運動不足とのあまりのギャップに、身体中が筋肉痛でバキバキ。さらに激しい日焼けで肌はボロボロ状態という、本来の目標であった「大人女子ののんびりバカンス」とは遠い結果に…。しかしながら素敵な出会いで、心だけはしっかり癒されることに成功。スポーツを通して、イケメンと恋人気分を味わえる。小説にあるようなリゾートLOVEのようなロマンチックさはないものの、学生時代の部活を連想させる、甘酸っぱい(?)思い出になりました。ちなみに私が泊まったホテルは「Alunan Resort」。イケメンスタッフふたりは11月末まで勤務予定とのことなので、イケメンと美しい海を楽しみたい!という方は、ぜひ。あ、もちろんカップルにも、おすすめです(笑)!(ライターA)
2016.09.24
シングル女子におすすめ⁉︎リゾートLOVE模擬体験 in マレーシア #深夜のこっそり話 #442
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