連休深夜にブックストで本を探していると、話題になっていた野呂真貴さんの著書『赤い口紅があればいい』を見つけ、購入しました。実はその日の昼間に、カウンターで赤いリップを買ったばかりだったので、気持ちが動いたのです。
大流行中の赤リップですが、カジュアルやモードなファッションと上手くマッチさせられずにいた時もありました。肌は間違いなくきれいに見えるのですが、唇の赤だけが目立ち、海外ドラマの中のアジア人風メイクになっているのでは…と不安に。そんなこともあって積極的ではありませんでした。しかし、その不安はシャネルのルチア ピカのファーストコレクションの赤169との出会いでたちまちに解消。自分の中の固定概念から開放され、そこからは楽しくなり、赤リップを使い分けるほどに成長しました。
私の中のこだわりは、赤リップをエレガントではなく、自由でセンシュアルに楽しむのをテーマにしていること。センシュアルをモードで咀嚼するとチャーミングなワルという解釈です。そこに緊張感はありません。その時、頭に浮かんだのが、エディターMも目が離せないといっていたカミーユ・ロウのレッドリップ使い。そのままのレッドをボリュームたっぷりに、またブラウンを感じさせるレッドにしたり、時に薄くレッドを感じさせグロッシーに。ファッションとの合わせ方もカジュアルスタイルの時に多用し、自由でセンシャル。それもそのはず、彼女のインスタグラムのトップには、🍍 "liberté, égalité, sensualité"(自由、平等、センシュアル)と書いています。みなさんも、エレガントレッドとは一味違うレッドリップワルを狙って、楽しんでみてはいかがですか。この秋冬はチャーミングにレッドリップワル、気取っていきます。(エディターT)
ルチア ピカの誘う「赤」、挑む「赤」>
ツヤから生まれたネオレッドリップ>
今季注目の2大キーカラー、RED&BLACKを制覇せよ!>