学生時代に好きだったレイモン・ペイネが描く恋人たち。先日久々に目にする機会があり、忘れていた感動が!
愛し合う恋人たちのときめきや会えない悲しみ、ユーモアあふれる状況をまるで音色を奏でるように素敵な情景で描かれていて、想像力を掻き立てられます。(時折ちょっと毒のあるシュールなスパイスも!)
フランスのイラストレーター、レイモン・ペイネ(1908年生まれ)は、第二次世界大戦中はレジスタンスの一員だっただけに「恋愛賛成、戦争反対」がモットーだとか。世界に愛が溢れることを願って描かれたのかなぁと想像できますが、『ペイネ 愛の本』(みすず書房)は串田孫一さんの解説がやさしいヒントになってさらに楽しみが倍増します。
ベッドサイドブッグにして、寝る前のひとときに愛のある幻想ができたら、よい夢が見られそうです。(エディターS)
ペイネ愛、再び #深夜のこっそり話 #498
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