30年越しの再会 #深夜のこっそり話 #502

みなさんはゲーム、お好きですか? 時には「ニンジン方式」のニンジンとして(ピアノ30分弾いたらゲーム30分、など)、時には受験シーズンや大学の単位の脅威として、この30年、ゲームとともに生きてきました。そんな我が人生のメモリアルアイテムが、このほどミニチュアサイズとして甦りました。その名も「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。コンパクトサイズで、30本のソフトを内蔵しているのでカセットを「フーフー」しなくてよく、スイッチを入れれば、友達や親戚とテレビ画面を囲んだあの頃がフラッシュバック(しかも税込6,500円ほど!)。スマホのように「いつでもできない」のが、逆にメリハリがついていいような気もします。

近年の80sトレンドも後押ししているのか、レトロゲームのキャラクターがファッションアイテムのモチーフになると、もちろん激しく反応しつつ悩むのが、マスイユウさんのようなスーパーファッショニスタがポップに着こなすのはおしゃれだとして、ゲーマーが本気で身につけていいものか…。自分との対話はまだまだ続きます。

ゲームのない人生は考えられない、と思いつつも、どこかで「いい歳して…」と後ろめたい気持ちがあるのも事実…。とはいえ、先のリオ・オリンピック閉会式での衝撃の“安倍マリオ”演出からも、ゲームカルチャーは日本の未来の一端を担うはず、と拡大解釈し、夜な夜なレトロゲームを楽しみたいと思います。(エディターM)
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