ふくろうちゃんと萬波さん! #深夜のこっそり話 #541

明けましておめでとうございます。帰省中の故郷や旅先でこのコラムを読んでいただいている方も多いと思います。どんな景色の中ですごされているのでしょうか。東京居残り組としては、1231日に発売となったひとりっぷ隊長による、待望の「今日も世界のどこかで ひとりっぷ®本を読み、ひとりっぷ®妄想にふけっております。子どもの頃には家に帰るまでが遠足と言われましたが、それと同様に、旅の計画を立て妄想している時もひとりっぷ®。何より楽しい時間です。隊長の本の中に出てくる美味しいもの列伝をどの日程でどれから攻めようかなと、くつろぎながら妄想しています。

 そんな時にふと、昨年末やり残したことはないかな?と思い、年末に見つけて入れなかった「ふくろうカフェ」の事が気になりました。折しも、2017年は酉年、思い立ったが吉日、ふくろうと触れ合いたいと原宿のふくろうの城へ出かけてきました。

 ふくろうは不苦労とも言われる幸福呼ぶ鳥。福来郎(福が訪れる)、福路(旅の安全や人生の幸福)などの由来があり、知恵の象徴でもあるとか。何より、そのもふもふと表情、可愛さに抗えません。入店すると、即、ムツゴロウさんが憑依するかのように「おー、しゃしゃしゃー」と顔を綻ばせていました。口ばしや大きな目のアイコンタクトに一瞬怯みましたが、愛嬌のある仕草で見つめられると孫をかわいがる祖父母状態、すぐにデロデロになります。居合わせたロンドンと台湾からきたツーリストの方とすっかり打ち解け、自分でも驚きましたが気づけば満面の笑みで一緒に記念撮影(まさかのピース姿)。ふくろうが結んだご縁からか、深い絆が生まれます。

 そんな幸せを知った2017年のテーマは、愛嬌ある人に多く出会う!に決めました。元旦の新聞広告で出会った萬波さんの破顔の笑顔(写真8枚目)。見ているこちらもつられて思わず笑顔になるパワーで、浸透力がはんぱないです。萬波さんとふくろうの共通点である、ひょうきんさ。愛さずにはいられない要素がつまっています。師匠ふたり(?)から盗み取り、しみ出る愛嬌を身につけたい!と願いをこめました。狙う初夢はひとりっぷ®した旅先で、萬波さんとふくろうカフェでばったり会う設定か、はたまた深夜の森をさまよって、ふくろうの鳴き声に導かれて出会うのも素敵。今夜、かなうでしょうか。今年も各スタッフがアンテナを磨き、あちらこちらへ走り回って情報を積み重ねて紹介してまいりますので、ご愛読をどうぞよろしくお願いいたします。(エディターT

萬波さんの連載「まんなみずむ」はこちらから>

合言葉は「思い立ったが、Have a nice ひとりっぷ®」。
隊長はクスコに滞在中>

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