漢方と占いのつながり #深夜のこっそり話 #589

デトックス効果のある漢方茶が良いという話や、月経不順が漢方で良くなったというような話を近年よく聞くようになった気がします。個人的にものど飴に助けられたりと、漢方のチカラを実感しはじめたところで、もっと詳しく漢方について知りたい! という思いが高まっていました。

そんな中、「TWIGGY. café」にて漢方講座が開催されると聞きつけ、参加してみることに。講師は、漢方薬剤師であり、漢方カウンセリングルームKaonを主催されている樫出恒代さん。まずは、漢方学の考え方では薬を飲むことだけでなく、自身の不調なサインに気付き、生活習慣や食事を見直す「養生」を大事するというお話から。その後、右の肋骨の下を触ってみたり、鏡で自分の舌を見たりして、体の調子が悪くなっている部分を探っていきました。

中でも盛り上がったのは、「五行」のお話。万物は木・火・土・金・水の相互作用で成り立つという古代中国の思想です。漢方学ではそこに人体の五臓、肝・心・脾・肺・腎をそれぞれ対応させます。そして個人の体質や、合っている食材も当てはめられるとのこと(画像2)。一白水星や、二黒土星という言葉に聞き覚えはないでしょうか。九星気学という占いにおいて、生まれ年から導き出す「本命星」です(「九星気学」で検索してみてください。すぐに自分の本命星が調べられます)。例えば私は八白土星。「土星」なので、五行でいうと「土」、そして「脾」に当てはまるのだそうです。ものすごく簡単ではありますが、5つの体質と食材について載せておきます。

木星の人:肝機能や目が弱い。相性の良い味は酸味。レモンや梅干など。
火星の人:心臓が弱い。相性の良い味は苦味。ゴーヤやセロリなど。
土星の人:胃が弱い。相性の良い味は甘味。サツマイモや米など。
金星の人:肺が弱い。相性の良い味は辛味。大根や生姜など。
水星の人:腎臓が弱い。相性の良い味は鹹味(塩辛い味)。味噌やわかめなど。

もちろん体調によって、弱っている部分は異なる場合もあるとのこと。でも確かに私は心配事があると胃がちくちくしますし、こってりしたものでもたれやすいです。占いとして楽しんでいた九星気学が体質にも関係してくるなんて! ますます漢方にのめりこんでいきそうに感じた夜でした。(エディターSH)

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