●●回目も現役でいたい #深夜のこっそり話 #601

パリ時間で3月1日に発表された、ドリス ヴァン ノッテンの記念すべき100回目のランウェイショー、みなさんはご覧になりましたか(まだ、という方はオフィシャルサイトで閲覧可能です)? 彼ならではの色使いやエキゾチックでジオメトリックなパターンをアーカイヴのプリントとも織り交ぜた、仕立ての良いリラックスシルエットのルックを目にして、「今すぐ着たい!」とテンションが上がりました。が、何より輝いていたのは、かつてランウェイでドリスのコレクションを誰よりも早く身にまとい、そのイメージの一端を担ってきたお姉さまモデルたち。おそらく上は50代まで、控えめな微笑みとともに、年齢を重ねてもドリスの服をそれぞれが素敵に着こなせることを身をもって証明していて、お互いに引き立て合っているというか、こんなに説得力のある“節目”ってないんじゃないかと思ったのです。

モードの世界で30年以上、こつこつとブランドを積み上げてきたドリスのさらなる活躍を期待しつつ、このコーナーも1000回、いや2000回も続けば見えてくるものがあるのか…!? 明日の夜もあさっての夜も、どうぞ末永くお付き合いくださいませ。(エディターM)

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