“はしごワイン”の締めは茶寮で #深夜のこっそり話 #620

奇跡的に夜早めの(といっても20時ですが)酒席が実現できたり、週末のディナーをアペからスタートしたりすると、1軒だけでは物足りずついつい“はしごワイン”をしてしまいます。ビストロホッピングも楽しいけれど、ここ最近、締めとして訪れるのが、青山にある「櫻井焙茶研究所」。お茶とお酒のマリアージュを楽しめる、貴重なスポットです。切り盛りするのは、「HIGASHIYA」のマネージャーをされいていた櫻井真也さん。ブレンドとローストにこだわったお茶はもちろん、焙じ茶ラムや煎り番茶ウィスキーなど茶酒や和菓子を、静寂な大人の空間で楽しめます。

ここの一番の魅力は、櫻井さんの審美眼で選び抜かれたとっておきの茶葉を使っているところ。在来種ならではの“テロワール”溢れる滋味深い味を香りを飲み比べるもよし、ブランド茶の新しい味わいに心躍るもよし、訪れる度に今日はどれにしようか迷ってしまいます。特に店内にある焙煎機でローストされた焙じ茶は、エスプレッソ代わりとして酔いの締めにぴったり。お茶をグラスで楽しんだり、煎れた後の茶葉を食したり、お茶の新しい楽しみ方を発見できます。聞けば、早い時間帯ならお茶のコースもあるそうで、次回は1軒目として訪れたいと思います。(エディターR)


>エディターTは、金魚紅茶でゆっくりティータイム

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