GWに本棚を整理していたら出てきたのがこちらの本、暮しの手帖社『暮らしのヒント集』。とある大切な人からいただいた一冊で、日々の暮らしを美しくしてくれる、469の工夫とアイデアが散りばめられています。帯にも書いてあるように、“しあわせな暮らしを司るのは目に見えない心持ち”。
菜箸を替えましょう。先がこげていたり、長さがちぐはぐになっているのを捨てて、思い切って、新しいのにします。
といった日々の工夫だったり
毎日の暮らしのなかで、見て見ぬふりはやめましょう。そういう癖を身につけてはいけません。
など、ふと自分を省みるきっかけをくれたりします。
そのむかし、この本を寝る前にランダムに開き、そこでピンときたヒントを翌日に実行するようにしていました。今は、本を開くどころかその存在さえ忘れてしまうほど、忙しくかけずり回る日々。そんな私を諭すように、また姿を見せてくれた思い出の一冊。これを機に、暮らしのヒント探しを寝る前の新しいルーティンに組み込んで、生活のリズムを取り戻していきたいと思います。(エディターR)