金曜日の夜はストロベリームーンが話題でしたね。自宅マンションの屋上からしばし月見をしながら、6月の夜といえば! と思い出したのが北欧の夏至祭です。
一年で一番日が長い「夏至の日」は、今年は6月21日のようですが、日本と異なり日照時間が少ない北欧では特別な日。お盆のように離れていた家族が集結してお祭りをするのです。
数年前エストニアの世界文化遺産になっているキフヌ島を旅した際、夏至祭に遭遇したのですが、夜を徹してのお祭りはすごい迫力でした。夕方から伝統衣装をまとった住人たち(子供たちが本当にキュート!)が合唱やダンスを披露し、夜が近づくと伝統行事となる焚き木の周りを歌いながらとり囲む姿は厳粛な雰囲気! その後は観光客も混じって楽しいダンスタイム。白夜のエストニアでは朝まで踊り続けるのだとか。太陽を待ちわび祝う気持ちに感動の一日でした。
日本ではキャンドルナイトが定番ですが、太陽の恵みに感謝する夏至の日。今年は大切な友人たちとともにゆっくり祝杯をあげたいです。(エディターS)
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