正直、これまでの人生で「格闘技を観たい!」と思ったことは1度もありませんでした。テレビでボクシングやプロレスの中継を観るたびに「なにが楽しくて、こんな痛々しい光景を好んで観るんだろう」と不思議に思っていたほど。そんな私が先週末、初の格闘技観戦へ。きっかけは、友人からの「知り合いの男性から誘われたから、一緒に行こう! 出会いの機会と思って‼︎」という誘い。「出会い」という魅惑にかられ、軽い気持ちで行ってみることになったのです。
この日訪れたのは、キックボクシングイベント『KHAOS』。会場に入ると、なんと我々の席は最前列。私以外全員(友人+男性ふたり)熱狂的な格闘技ファンというアウェーなシチュエーション、さらに会場に蔓延する熱気に圧倒され、しょっぱなからぐったり。そんななか試合がスタートし、大音量で流れる入場曲とともに選手が登場。目の前を通った瞬間、鍛え抜かれた肉体に目を奪われました。脂肪という名の無駄を一切削ぎ落とされたボディには、自然に歩いているだけでもシックス・パックがくっきり。若さが溢れ出すハリ、ツヤの美しさといったら、もう!
最前列という好ポジション故、肉体と肉体がぶつかり合う音までしっかりと響いてくる臨場感に、アドレナリンが大放出。先ほどまでの脱力モードはどこへやら…ぐいぐいと引き込まれ、時はもちろん同席した男性陣までもを忘れ去り、ひたすら熱中してしまいました。
思えば、男性の筋骨隆々ボディに目がない私。大好きなアクション映画にも勝る迫力&ハラハラ・ドキドキ感のすべてを体感できる格闘技に、どっぷりハマりそうな予感。早速、選手たちのツイッターをフォロー。毎晩、密かにエールを送っております。(ライターA)