先日、友人宅に泊まったときのこと。朝目覚めて着替えをしていると、隣で友人が下着(パンツ)を履き替えはじめました。昨夜シャワーを浴びたはずなのに、とフト気になり、「夜は下着を替えないの?」と聞いてみることに。すると、「え? 寝るときと朝にパンツを替えるのって、普通じゃない?」という答えが。これまでの人生で、2回もパンツを替えるなどと聞いたのは初めてのこと。驚いて「普通はお風呂に入ったあとに、1回替えるだけじゃない?」と言うと、「でも夜中履いていたパンツをそのまま翌日も履いているって、気持ち悪くない?」と、友人。彼女いわく彼女にとってはそれが普通のことで、逆に私のパンツの替え方に違和感があるそう。
これまで何の疑問も持たずに行ってきた行動パターンも、人によってこんなに差があるとは! すると頭を巡ったのが、これまで繰り広げられてきた下着にまつわる会話。もっとも白熱するのが、「上下セットで揃えるか否か」論争。私は上下バラバラ派なのですが、友人と一緒に温泉に行くと必ず「なんでバラバラなの?」と聞かれるのです。私のリサーチ結果では、8割ほどが上下セット派で圧倒的マジョリティ。さらに上下セット派のなかでもとくに下着へのこだわりが強い女性は、ワイヤーレスのブラジャーを付けないという傾向を発見。今やワイヤーレス以外付けられない!という私からすると、考えられないルール。そんな彼女たちの言い分は、「セクシーじゃないから」というもの。
そこで気づいたのが、下着の“当たり前”は、下着に対する価値観によって変わるのではないか?ということ。私にとっての下着はあくまでカバーするものですが、ある人にとってはファッションアイテム、またある人にとっては男性を喜ばせるためのもの。その定義によって、下着選びや下着を替える頻度に差が出るのかもしれません。
そういえば下着にこだわる女性は、モテ度も高いような。そんなことを考えながら、ブラサポート付きキャミソールの着心地に心奪われ、最近ではブラジャーすらも着けなくなってしまった自分の下着事情を深く反省。今週末は久しぶりに下着を買いに行こうと、素敵なランジェリーショップをリサーチする夜です。(ライターA)
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