先週からNYコレクションが始まりましたね。来年の春夏はどんなトレンドが浮上するか横目で見ながらも、そろそろ買い揃えたいのが店頭に並び始めた秋冬コレクションのアイテム。まずはトレンドをおさらいしようとコレクションページを斜め読みしていたところ、目に留まったのがクロエのスタイリングでした。残念ながら、デザイナーのクレア・ワイト・ケラーのラストコレクションとなりましたが、とても素晴らしかった。特に、ボーダーのモヘアニットやチェックのオーバーコートなどのグランジアイテムに、ストラップワンピースやメリージェーンを合わせてレディライクに落とし込んだルックが好きです。
そんななか、ふと思い出したのは、2016年春夏コレクションでエディ・スリマンが発表したサンローランのメンズのルック。カーディガン、柄シャツ、ボーダー、ダメージジーンズ、白縁のサングラスを使った、カート・コバーンを彷彿させるようなグランジスタイルが印象的でした。色使いやレイヤードは新鮮ながら、「カート・コバーンの着こなしを現代風にアレンジしたら、こんな感じかも!」と、鼻息を荒くして見ていたのを覚えています。そして、ニットを着ているカート・コバーンのスタイリングが好みなことから、勝手に「ニットとロックって相性がいいなぁ」とも。
ということで、今夜は再びニルヴァーナの世界観に浸ろうと、アップルミュージックにお世話になるとします。就寝前に聴く曲は、限られそうですが……。(エディターMK)
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