いままで漠然と「いつか行きたいなあ」と思っていた場所が、最近出会った1冊の本で「絶対に行きたい!」所になりました。『世界一の金属の町 燕三条の刃物と金物』は、日本有数の金属加工の産地、新潟県の燕三条(燕市と三条市)で作られる、メイド・イン・ジャパンの優れた品々を紹介しています。
燕三条で有名なのは、柳宗理のキッチンツールやカトラリー、デンマーク王室御用達のカイ・ボイスン、キャンプ用品のスノーピーク……AppleのノートPCやiPodの鏡面のような研磨でその名を聞いたことがある人もいるかもしれません。どれも実用性の高さと美しさを兼ね備えた一流品ばかり。これまでいろんな会社のサイトを見ては、あれも欲しい、これも素敵!と(自分の料理の腕や、そんなにキャンプに行けるのか?は棚に上げて……)、夜な夜な妄想を膨らませつつ、細々と情報収集にいそしんでいました。
こんな素晴らしい品を作っているのはどんな所なのだろう、でも工場だから見学なんてできないかな、地元の産業振興センターでおみやげを買うだけでも行ってみようか……などと考えあぐねていたところ、なんとも魅力的な情報が。10月5日~8日の間、ふだんはなかなか見ることのできない“燕三条のKOUBA”(製品を作っている工場と、農作物の耕場をかけ合わせた言葉)を見ることのできるイベント「燕三条 工場の祭典」が開催されるそうです。さすがに平日は厳しいですが、週末なら何とかなるかも……? スケジュールとにらめっこしながら、本とwebサイトで期待はますます膨らむ連休の夜です。(エディターMT)
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