2017.09.20

古着の価値観 #深夜のこっそり話 #800

これまでの人生で3回、古着に魅力を感じています。初めは小学生の頃。原宿や下北沢など、雑誌で紹介されている古着屋によく出かけていました。サイズが大きかった、明るいところで見たらシミがついていたなど失敗談は山ほどあります。当時、古着に何を求めていたかと思うと値段の安さ。雑誌で見て欲しいと思った服に近いイメージの服を探して買う。お金がなくても時間があった学生時代は、一軒でも多くの古着屋を物色しては買い物を楽しんでいました。

2回目は社会人になって、ある程度自分のお金が使えるようになった20代前半の頃。セレクトショップで働いていたこともあり、「古着=安い」から、「古着=一点もの」という考えに変わりました。試着をして自分のサイズに合うものは運命だと思い、値段を気にせず購入してしまうことも。20代後半は、当たり障りのない服を買い求めるようになっていましたが。

そしていま。安くてデザインも申し分ない服が溢れ返っていますが、何かが物足りない。もしかしたら、古着にオリジナリティを求めているのかも知れません。自分の体形にあったジャケットやコートを古着屋で見つけるのは困難ですが、ニットならゆったりしたサイズ感でも可愛い。実際に数年前に購入したアランニットを毎年着ています。(写真3枚目)

古着とともに、振り返った10〜20代。そういえば、一緒に古着屋に出かけてた友人たちは元気にしてるかな?とちょっぴりセンチメンタルな気分になった夜です。(エディターMK)

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