週末、初めて浜松に行ってきました。浜名湖、うなぎ、うなぎパイ、餃子、舘山寺温泉…くらいしか知識のなかった街でしたが、駅に降り立った直後に抱いた感想は「あったかい」。東京と同様に浜松も雨でしたが、防寒にと巻いていったストールがやや暑く感じられるほど。よく、静岡の温暖な気候が…などと言われますが、身をもって体感した瞬間でした。
用事を終えて、駅ビルでお土産ハントをしていると、なんとも魅力的な一品に遭遇。このあたりでつくられている「三ケ日みかん」の蜜漬けを、白あんと柔らかな羽二重餅で包んだ「まるごとみかん大福」です。以前編集部スタッフから、SPURおやつ部リストにも名を連ねている広島名産「はっさく大福」をもらい、そのジューシーさに驚きましたが、個人的にはそれに匹敵するのでは!?と思うほどの大ヒット。冷凍で販売されているので、半解凍だとシャーベット状のみかんのシャリっとした感じが楽しめ、完全に解凍するとじゅわっと口の中で広がる果汁を堪能できるという、1個で何通りにも味わえるのも魅力。お試しでほんの少ししか買ってこなかったことを、今さら激しく悔やんでいます。
が、大福以外にもいくつか手に入れた静岡名産はまだあります。カロリーのことはしばし忘れて、ちびちびと夜のおやつに楽しみながら、浜松の思い出に浸る夜が続きそうです。(エディターMT)