熊川哲也さん率いるKバレエ カンパニーの世界初演オリジナル作品『クレオパトラ』がすご過ぎて、昼公演を見終わったその足で、夜公演の当日券売り場に直行、結局2日間で3回も見てしまいました。何がすごいって、振付、演出、音楽、舞台、衣装、全てにわたり緻密で壮大で刺激的だったのですが、私の脳裏に焼き付いて離れないのが、中村祥子さん、浅川紫織さんがWキャストで演じたクレオパトラの圧倒的な妖艶さです。
クレオパトラといえば、「その美貌でエジプトを治めた才色兼備な女帝(おかっぱ)」というくらいのイメージしかなかったのですが。熊川版クレオパトラから受けた印象は、知的で、強く、愛情深く、情熱的で、繊細で、ときに可愛らしく、めちゃめちゃセクシー。ローマの英雄たちとの情事のシーンは、美しくも、妄想をかき立てる表現力で、R15にしなくて大丈夫? とちょっとドキドキするほど。そりゃあ、カエサルもアントニウスも落ちるわよね、と妙に納得したのでした。
あの妖艶さ、見習いたい。といっても、色気と知性と豊かな感情から生まれる、奥深い艶かしさは、そう簡単には身につかないわけで。まずは、日本人に不足しがちな色気分野から強化しなければ! と思い立ち、最近話題のセクシーサプリにトライし始めました。来年は、妖艶キャラを目指します!(エディターY)