2017.12.01

「社食堂」という、新しい選択 #深夜のこっそり話 #870

気がつけば12月に入り、否が応でも年末モード。おのずと忙しい日々が続き、夜遅くまでデスクにかじりつく毎日です。そんなときぶち当たるのは、「ごはんをどうするか問題」。私にとって、忙しいときほど、何を食べるかはとても重要課題。モチベーションを含む仕事能率にも影響します。そんなとき切実にあったらいいな、と思うのが社食。しっかりバランスのよい食事を気軽にとれる……。社食が充実している企業に勤める知人の話を聞いては、心底うらやましいと指をくわえております。

そんな、“社食難民”の私でも、気軽に訪れることができるパブリックな食堂が代々木上原にあります。谷尻誠さんと吉田愛さんが主宰する建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)がオープンしたこちらは、その名も「社食堂」。会社の食堂と社会の食堂の双方の意味を持つそうで、事務所併設の社食を誰もが気軽に利用できます。

以前より気になっていたこちら、作品集発売記念のイベントがあると聞きつけ、伺ってきました。センターにオープンキッチンを据えた地下とは思えない開放的な空間。すぐ隣では、事務所のスタッフの方々のオフィススペースとなっているのですが、ほどよい空間の区切りがあり、さほど気になりません。メニューを拝見したところ、日替わり定食にカレー、丼もの、甘味、アルコールまで揃っています。一般開放されてもいいからこんな素敵な食堂が編集部にもできないかな……と、編集部に戻り目に入ったのは、ごちゃっと散乱したマイデスク。まずは机回りのクリーンアップが大切と、たくさんのタスクから逃げて、デスクの掃除をはじめる平日最後の夜です。(エディターR)

こんな素敵なイベント、憧れます!
ヴァレンティノとソフィア・コッポラの映画のようなランチパーティ