ボウイ素人の心も奪う、デヴィッド・ボウイ展 #深夜のこっそり話 #547

SNSをチェックしていると、連日目に飛び込んでくる名前が。それは「デヴィッド・ボウイ」。1/8から開催されるデヴィッド・ボウイの創作活動大回顧展「DAVID BOWIE is」への熱が高まっているのを感じています。

先日プレス内覧会へお邪魔してきました。正直に申しますと、私はいわゆる “デヴィッド・ボウイ世代” から割と離れているルーキー。グラムロックの大スターであることや、稲妻メイクは知識にあって、曲はなんとなく耳にしたことがある(でも恥ずかしながらタイトルは分からない)、という感じ。こんなボウイ素人でも、熱狂的なファンが数多くいることを体感していて、皆を夢中にさせる彼の魅力に触れてみたいと思いつつ今まで来てしまいました。

今日こそ、その第一歩を踏み出せるとワクワクしながら会場へ。生い立ちから始まり、写真や手書きの歌詞、彼が描いた絵画まで盛り沢山の展示物が所狭しと並んでいました。何といっても魅了されたのは華々しい衣装の数々。色とりどりで斬新なデザインの衣装は、デヴィッド・ボウイでなくては着こなせないオーラを放っているように見えました。ルーキー世代としては彼が着ているところをリアルタイムで見たかった…!

会場内では最初に渡されるヘッドフォンを着けて進んでいくのですが、これがとても良かったです。インタビュー映像の音声をじっくり聞けるほか、展示に関連する楽曲も聴けるのです。素人としては、この衣装はこの曲、このMVはこの曲、と耳で確かめられるのが嬉しい(しかも自動再生)。また、展示品一つ一つに対する解説のテキスト量が豊富で、ボウイ玄人の方々にも見ごたえ、読みごたえたっぷりの展覧会かと思います。

DAVID BOWIE is」は201718日(日)~49日(日)まで寺田倉庫G1ビルにて開催。今宵は、魅力に触れる第二歩として手に入れたCD(WEBダウンロードだと彼こだわりのジャケットを手に取れない!)を聞きながら過ごしたいと思います。(エディターSH)

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