「誰かわからなかった!」は褒め言葉? #深夜のこっそり話 #974

先日公開された米雑誌『PAPER』の最新カバー。毎号人気セレブたちが表紙を飾る雑誌に登場したのは、ナチュラルメイクのブロンド美女。そばかすを生かしたナチュラルメイクは一見、歌手のケシャ?と思いきや、ちょっと違う。インスタグラムの画像をタップし名前を見てビックリ、なんとクリスティーナ・アギレラ(37)とは!

クリスティーナといえば、真っ赤なリップに濃厚なアイメイクが定番中の定番。昨年11月に開催されたアメリカン・ミュージック・アワードのパフォーマンスでもナチュラルメイク姿を披露し話題を集めた彼女ですが、イメチェン度がさらに進化していた模様。そんな彼女のカバー画像が公開されるなり、各メディアは彼女の姿を「誰かわからないほどの激変ぶり」と表現。確かに最適な言葉なのですが、なんとなく奥にメッセージを含めた印象。普通に褒めるならば「美しく変身」など、もっとシンプルな表現はいくらでもあったはず。かつての国民的アイドル・クリスティーナの想定外の変化をいまいち受け止められない、そんなファン心を少しばかり感じた次第です。

「誰かわからない」といえば、かつて俳優のヒュー・グラントが『ブリジット・ジョーンズの日記』で共演した女優、レネー・ゼルウィガーに向けて放った言葉が印象的。2016年に、トーク番組『Watch What Happens Live』に出演したヒュー。過去の共演女優について質問を受けるなか、レネーの写真がポップアップ。するとヒューは司会者に向かい、「彼女は誰だい? これまでの人生で、1度も会ったことがないよ」とクエスション! ここ数年で表情がガラッと変わり、整形疑惑が囁かれているレネー。ヒューの発言が意図的だったのかどうか真意はわかりかねるものの、自分が彼女の立場だったら、絶対に言われたくないかも。

自分の言動を思い返しても、髪型をばっさりと切ったり、メイクを変えたり、ダイエットで痩せた知人などに、つい言ってしまいがちな「誰かわからなかった!」という発言。今後は気をつけて使わねばならぬと、思い改めるきっかけとなりました。(ライターA

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