深夜に『イマジン』を聞きながら思う #深夜のこっそり話 #975

3月24日(現地時間)に、アメリカで行われた銃規制を要求するためのデモ「MARCH FOR OUR LIVES(私たちの命のための行進)」。首都ワシントンでは、数十万人が参加し、その群集の中にはジョージ・クルーニー夫妻やコメディアンのジミー・ファロン、アリアナ・グランデやマイリー・サイラスが追悼コンサートに登場したことも注目されましたね。

ですが個人的に驚いたのが、元ビートルズのポール・マッカートニーがNYで行われた同デモに参加したこと。同じく元メンバーの故ジョン・レノンは、1980年に熱狂的なファンに銃撃され、40歳でこの世を去りました。初めて訪れたNYで、兄に連れて行ってもらったジョンのメモリアルサークルを今でも鮮明に覚えています。

ポールの表情はサングラスで隠れていましたが、着用していた服「WE CAN END GUN VIOLENCE(わたしたちは銃による暴力を終わらせることができる)」のメッセージには重みが感じられましたし、CNNのインタビューでは「私の友人も銃によって奪われた」とコメントしており、いちビートルズファンからしてみたら衝撃的な出来事でした。そんな今夜は『イマジン』を聴きながらしっぽり晩酌しようと思います。(エディターMK)

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