これまで何度も離婚の危機が報道されてきたベッカム夫妻に、またも不仲説が浮上したのは、今年の春。「まったくのデタラメ」と弁解する妻ヴィクトリアに対し、沈黙を貫いてきた夫デヴィッド。しかしついに先日、“(結婚生活を続けるのは)なかなか大変なことだ”と告白。今年7月には笑顔で結婚19周年のアニバーサリーを祝福する姿を公開したばかりだが、「僕たちほどの年月をともに過ごすのは、容易いことではない。少し複雑になってくるんだ」と、正直な気持ちを語った。
確かに最近になってふたりのSNSには夫妻のツーショットがぐっと減り、とくにデヴィッドに関しては、ほぼ子ども、男友達、仕事という内容。ちょっと怪しいな〜なんて感じていた最中の告白に、ファンとしては複雑な気持ち。
それにしても、ベッカム夫妻ほどのパワーカップルが不仲になるには、どんな要因があるんだろう。夫妻ともにビジネスは大成功しているし、交互に世界中を飛び回る生活を送っていては、喧嘩する暇だってないはず。愛する子ども4人に囲まれ、ホリデーシーズンにはこれでもか!と豪勢なバカンスを満喫。もちろん、そんな断片だけで夫婦の関係を理解できないのはわかる。でも正直な気持ち、ふたりがだめだとしたら、ほかにどんな夫婦がうまくいくの?
それでもやっぱりベッカム夫妻は素敵だな、と感じたのは、夫婦間の違和感を隠しきれない素直さ。よく“ビジネス夫婦”なんて呼ばれているふたりですが、私ですら「あれ?」と察知できてしまうって、正直すぎる証では。そんな時にふと脳裏に浮かんだのが、ニコール・キッドマン&キース・アーバン夫妻。
View this post on InstagramIn honor of International Day Of The Girl - filmed by Sunday and Faith! - KU
これまで夫キースに何度も浮気疑惑が浮上しながら、結婚生活を維持し続けているふたり。レッドカーペットでの過剰なほどのラブラブアピールが夫婦漫才化しつつあるなか、先日、キースがインスタグラムで公開したデュエット動画にゾゾーッ。歌い終わったふたりが微笑み合いながら頬を寄せ合ったかと思いきや、ニコールはカメラを凝視。その視線が「わたしたちのラブラブ動画、ちゃんと撮れた?」と語っているようで、背筋がゾクゾク。
最近ではジャスティン・ビーバー&ヘイリー・ボールドウィンが電撃結婚したかと思いきや、アリアナ・グランデがまさかの婚約解消。直後にレディー・ガガが婚約を発表するなど、いつになく恋愛スクープ続きのセレブ界。セレブ達の複雑な恋愛&結婚事情がおもしろすぎて、もう普通の恋愛なんてできない!と言い訳し、友達から失笑を買った昨夜。帰り道に流れた『All I Want For Christmas Is You』に、またも背筋が凍りました。
セレブニュース担当。好きなセレブはマライア・キャリー、タイプはキアヌ・リーブス。運命の恋を探し続けてうん10年、取り柄はプラス思考。