もう約3年も前のことになりますが、このコラムで今回と同じタイトルの記事を書きました。内容は、“爪が伸びている男性はシングル率が高い”という当時の発見について。理由は過去記事を読んでいただくとして、今回は最近新たに気づいた男性の“シングル・サイン”を取り上げます。
さて先日、友人と食事をしていたときのこと。カウンターには我々のほか、美男美女のカップルが一組のみ。となると聞き耳を立てていなくとも、あちらの会話はまる聞こえ。話の内容からも、どうやらまだ“友達以上、恋人未満”のよう。
会話の90%は彼が話し彼女が相槌を打つ、という流れ以上に驚いたのが、その内容。彼が熱弁をふるっていたのは、料理について。やれどこのスーパーの野菜が新鮮か、お肉の下処理、最近の得意料理などなど……失敗談をおかしく語るならまだしも、彼の絵日記を聞いているかのよう。正直すごーく退屈だし、色気がまったくない。お相手の女性もいよいようんざりしているようで、顔が淀んでいる。イケメンなのに残念だなー、なんて思いながら、ふと閃いたんです。“料理好きを語る男性、だいたいシングル”説を。
というのも最近、出会い系アプリに登録したのですが、「料理にハマってる」「趣味は料理」という男性の多さに衝撃を受けたばかり。なんかうさんくさい!と男友達に聞いてみたところ、「趣味は料理と正直に言う男は、大方誠実だよ」という意外な答えが。「そもそもいろんな子とデートをしていたら、料理なんてしている暇はない。それに、誰のために作ってるの?とか、彼女から教えてもらったの?って深読みされる。料理がうまい男性に引け目を感じる女性も、多いしね」なんて次々と出てくる理由に深〜く納得。
そんな発見とともにカップルの会話を女友達にも共有すると、シングル女子たちが「そんなデートなら行かないほうがマシ!」とブーイングする一方、既婚女子はこぞって「料理が得意なんてステキ。いい夫になりそう!」と絶賛。結婚できる女とできない女の差が、これほど浮き彫りになるなんて(泣)。
さて今回久しぶりに過去記事を掘り出してきたのですが……読み返して、気付いてしまったことが。私、プライベートも思考回路も、3年前からまったく成長していない。来年は男性のプロファイリングをする前に、「ご無沙汰」どころじゃなくなった自分を見直すことから始めます。
>>セクシーな職業といえば……
セレブニュース担当。好きなセレブはマライア・キャリー、タイプはキアヌ・リーブス。運命の恋を探し続けてうん10年、取り柄はプラス思考。